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zoom RSS 8620の製作(その10)上回りの接合の前にやっておくこと:空気作用管など

<<   作成日時 : 2009/06/26 22:51   >>

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ボイラー、キャブ、ランボードを組むわけですが、その前にやっておくべきことがいくつかあります。
後からでは工具が入らなくなってしまう場所を加工しておくわけです。


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まず、火室のキャブ内への張り出しが大きすぎるので、


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モーターや配線の接触しないギリギリまで切断しました。これでも図面で見るよりはまだ出っ張っています

バックプレートの付くところは少し斜めにしておきました。


次は空気作用管です。
作用管の取り付けはもっと後になるかも知れませんが、作用管はボイラー表面を這っており、サンドパイプよりも奧にあります。
だからパイピングなどのタイミングで、いつでも付けられるよう、準備しておいた方がいいと思います。

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作用管の走行を不要な線材などで型を取り、それを参考に方眼紙に簡単な図面を書きます。
その上に折り曲げた作用管を並べてマスキングテープで止め、ハンダメッキした帯板(矢印)で固定してゆきます。
作用管は0.2mmの真鍮線を使いました。本当はリンドウ線を使いたいのですが、手に入らなかったのです。
帯板は幅0.6mm、厚さ0.2mmです。
ここで注意すべきは、ハンダの量を極力少なくすることです。
帯板のハンダメッキの量だけで充分固定できます。
ただ、強度は弱いので最終的に固定するまでは取り扱い注意です。

また、図面は裏返しに書く必要があります。
白状すると、この手法で複雑なパイピングを作ったときに、裏返しに作ってしまったことが数回あります。




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帯板を付け終わった所です。



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方眼紙から剥がすとこんな感じ。少し反ってしまいましたが、大丈夫でしょう。



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作用管ギリギリで帯板に0.3mmの孔を開け、帯板を所定の長さに切断して作業は終了です。ここまで拡大するとやはり線が波打っていますね。
こんどショップに出かけたら0.2mmのリンドウ線を探してきたいと思います。



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一カ所だけ取り付け孔をあけ、仮付けしてみました。
孔を開けた場所はキャブに近いところで、キャブを付けるとドリルが使いにくくなります。
まあ、このぐらいの距離なら線の乱れはわからないので、8620ならこんなもんじゃないでしょうか。



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取り付け部の拡大です。
帯板が台座になります。先ほど帯板に開けた孔と同じ位置にボイラーに孔を開け、0.2mm線でとめました。


他の部位は現物あわせになるので、まだ今は孔をあけません。



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ランボードにも加工が必要です。
オイルポンプ箱、ギヤケースなどはこの時点で取り付けておきます。



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よく忘れるのがサンドパイプの通る孔をランボードに開けておくこと。
ボイラーとランボードが密着するのでこの孔がないとサンドパイプは通りません。
ここでは孔ではなく切り込みですが、これを忘れてボイラーを付けてしまうと、かなり厳しい角度で孔を開けなければならなくなり、いろんな所を傷つけてしまいます。
実機ではボイラーとランボードの間には隙間があるようですが、モデルでは多くの場合、密着しています。



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前方にもサンドパイプの通る孔を開けておきます(赤矢印)。
点検フタには0.5mm線で取手を付けておきました(青矢印)。

下準備に時間がかかっていましたが、次こそ本当に上まわりを組み立てることになると思います。



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コメント(6件)

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おはようございます。

作用管受けも自作ですか!良い感じですね。
私は既製品を利用しましたが、受けの孔に燐銅線を通すのにかなり苦労し、多少よれよれになってしまいました。

作用管の直線がきっちり出ていて綺麗な仕上がりなのに感心します。私も次に作るときは、こうやってあらかじめの段取りをきっちりやっていきたいです。

パイピングは苦労は多いですが、出来上がると凄く満足感の高いところですよね。上回りの製作楽しみにしています。
Por6071
2009/06/27 08:40
Por6071さん こんにちは

どうもケチくさいので、ロストパーツはあまり買いません。
作用管受なんて、ロストが出回る前は皆さんいろいろ工夫して、見事な作例がよく紹介されていました。

それにロストだと作用管受はちょっとゴツいんですよね。

まあ、工作を楽しむのが目的なので、できる部分はやってみたいというのがあります。

ちょっと変なこだわりですが、実物が鋳物でないものはロストはあまり似合わない、という考えをしています。

まだディテール関連はこれからなので、先は長そうです。
初瀬春日@管理者
2009/06/27 10:23
おばんです。
キリについて、お聞きしたいです。
φ 0,2 の、穴明けは、
どのようにしているんですか?
現実に、それほど細くする、
必要性があるのか?

細かいことは、貴殿の得意分野
楽しみに、勉強させて、貰います。
ダマタカ
2009/06/27 19:50
ダマタカ様 コメントありがとうございます。

0.2mm線を通す孔は0.3mmで開けています。
0.2mm線は非常に腰が弱いので0.2mmの孔に押し込むのは無理です。

0.2mmドリルは一応持っていますが、よほど気を付けないとすぐ折れてしまうため、ほとんど使っていません。

空気作用管は0.2mmでも太いぐらいで、本当はもう少し細くしたいのですが、材料が手に入りません。
作用管押さえも太すぎると目立つので、なるべく細くということで0.2を使っています。

もっと細い配線用銅線を使ったこともあります。
非常に感じはいいのですが、真っ直ぐにならず、うねってしまいます。

0.15mmリンドウ線なんてのが手に入るといいんですが。

最近、作用管を強調する完成品や作例が多いですが、実際の写真を見るとほとんど目立たない例が多いです。
色もすすけてしまって銅色が輝いているのはよほど磨かれた機関車でしか見ることができません。
だから、あまり強調しすぎないよう、細く作りたいのです。
初瀬春日@管理者
2009/06/27 20:24
こんばんは。ご無沙汰しておりました。

8620の製作記事、楽しく読ませていただいております。
順を追ってみていくと、蒸気機関車の構造(もちろん模型的に、ですが)がわかり、いつか自分もやってみたいなぁ、と思わせてくれます。

ペーパー工作もおぼつかない私なので先のことになるとは思いますが、真鍮工作を始めようとする時、どんな題材から始めるとよいでしょうか。
やはりハコものが構造的に簡単でしょうか。といってもキットのメーカーによって作りやすさも違うでしょうし、わからないことだらけです。

まあ、好きなものを作るのが一番、という気もします。欲しいキットが市場で購入可能か、という問題はありますが。
katechin3
2009/06/27 22:56
katechin3様 こんばんは

真鍮工作の仲間が増えるのは大歓迎です。
やり直しがきかないペーパーより難しくないと思います。

市販キットはいつも品薄で、私の手持ちのものは大半がネットオークションです。

おすすめは小型の凸電か、電車。
蒸機もいいですが、蒸機は縦横の基準線がないことと、走行装置を自分で組まなければいけないのが難しいです。

全く最初なら小型車両でコツをつかむのがベターです。
現在手に入りやすいのは、アダチの三井三池B凸か、近鉄デ61です。
デ61はお手ごろでかっこいいですよ。
地方私鉄電車はまず店にはありません。
雑誌の広告を見てメーカーから直接購入するのが確実です。

貨車も簡単で入門向けですが、貨車一輌ではつまんないです。
やはり動くほうがいいですよね。
初瀬春日@管理者
2009/06/28 00:59

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