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zoom RSS 古典蒸機500の制作(13):キャブとボイラーの固定

<<   作成日時 : 2010/01/24 13:45   >>

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数日間、いろんな角度から眺め回し、少しずつゆがみを修正して、最後は写真を撮って確認したりして、やっとキャブとボイラーを接合しました。
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このように、床板や付属パーツをネジ止めした状態でハンダ付けしました。
組んだ状態でのゆがみを避けるためです。
なにしろ、この部分をいい加減にやってしまうと最後までゆがみに悩まされることになるので、今回はしつこいくらい慎重にやってみました。
自分なりには納得できる範囲内です。


接合の強度が少し不足するので、補強を付けました。

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0.3mm板からこのような形の物を削り出しました。
形を揃えないとみっともないので、まず試作品を一つ作り、あとは数枚を重ねてハンダで仮止めし、一度に削りました。
こういう物を作るコツ(?)は、余分に作ってその中から揃った物を選ぶことです。
今回は6枚作って4枚使いました。


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補強材を水タンクとボイラーにハンダ付けしました。
4枚を均等に、曲がらず付けるのにはちょっと苦労しました。

実機では、形式500(ドゥブス)にはこの補強があります。
ところが、似ている600(ナスミス・ウィルソン)にはありません。
今回の製作にあたって、手持ちの資料を何度も見直していると、500と600の細かい違いを見つけることができました。
いろんな解説書にはリベットのパターンぐらいしか違いがない、と書かれているのですが、よく見ると細かい違いがいくつも発見できて、製作よりも資料を眺めている時間の方が長くなっています。

このキットはどうも600と共通設計の部分が多いようで、500とは異なる部分が時々見つかります。
それを改造して500の特徴をだすというのが、重要な作業のひとつになっています。

ちなみに、資料はあまり特殊なものではなく、「明治の機関車コレクション」「蒸気機関車の系譜図」、「記録写真蒸気機関車」と、蒸機モデラーにはおなじみのものばかりです。




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付属パーツを全部はずすとこんな状態です。
この状態で強度は充分で、少し強く触ってもゆがむことは無くなりました。

これで上まわりもできあがりました。
あとはディテールです。
まだ、空制パーツの取り付けという最大の難関が残っています。




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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
もうですね、これは本当にすごいのでしょうね。
この機関車を知らず、金属工作にも疎い私は、どのくらいすごいか分かっていないと自覚しています。でも、熟練職人の工芸品のように感じています。

なぜどこにもハンダが見えないのか。垂直に立てた補強板など、そんなつけ方で強度を保てるのか。多分補強板の切断面は、すごい精度で直角に仕上がっているのだろう。ボイラー側は曲面に合わせるためかなりのすりあわせが必要だろう。

などなど、いろんなことを考えてしまいますが、いずれにしろ自分には無理そうです。
genchichi
2010/01/24 23:21
genchichi様 こんばんは

お誉めいただき、恐縮です。
自分でも今回は、今のところうまくいっていると思っていますが、技術的にはもっとずっと上手な人ばかりです。
私から見れば雲の上の人のように見える技術です。
そのレベルまで達することができるかどうかわかりませんが、やるたびに少しでも上手くなれるよう、考えながらやっています。

地味な暗い作業ですが、やっていて楽しいと思えるのは自分に合っているんでしょうね。
正直なところ、Nのプラ工作は苦痛でした。
初瀬春日@管理者
2010/01/25 00:12
こんにちは

これまた見事な仕上がりですね〜

補強板、「生きてる蒸機感」がアップしますね。
構造的にも見た目もたくましくなりますね。

時代が下がっても、C11の水タンク補強など結構ありますよね。経験が少なく、解析技術も未発達な頃だからこそかな、とも思いますし、逆にそんな中で車両を作り発展させてきた先人達はすごいな、と思います。

空制パーツをつけると、また一つ力強さが増しそうですね。楽しみにしています。
Por6071
2010/01/25 12:33
Por6071様 コメントありがとうございます。

おっしゃるように補強板をつけると力強い印象になりますね。
言われて始めて気が付きました。
この模型では実際に強度確保に役立っているのがちょっと楽しいです。

でも、一つ上のコメントでも少し触れられていたように、補強板自体の取付強度はイモ付けなのでやや弱いです。
ポロリと落ちることはないですが、強くひねると取れてしまうでしょう。
それでも4枚集まると丈夫になるので、実用にはなっていると思っています。

空制パーツはスペースが少なくて難しいんですよね。
今から悩み始めています。


初瀬春日@管理者
2010/01/25 16:40

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