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zoom RSS 古典蒸機500の制作(20):エアータンク

<<   作成日時 : 2010/02/18 00:28   >>

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しばらく更新が滞っていました。
エアータンクの試作をしていたからです。
やっと形にすることができました。

500型の空制機では、エアータンクは床下に付けられていて、ロッドとモロに干渉します。
実機でも事情は同じだったようで、直径の半分ぐらい、床板から外にはみ出して付けられています。
16.5mmではさらに条件は悪くなります。
そのため、エアータンクのサイズは非常にシビアに決めなければならず、写真を見ながら矛盾の無い範囲で、直径、長さ、取り付け位置を試行錯誤で決めてゆきました。
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タンク本体はパイプと芯の組み合わせです。
(写真A)外筒には径4mmのパイプを用い、3.5mmドリルで中をさらって肉厚を薄くします。計算上は厚みは0.25mmになっているはずです。
端部はドリルレースで面取りをしておきました。
また、中央部にハンダを流す穴を開けておきました。
(写真@)中にいれる芯は径3.5mmの棒を旋盤で引き出し、両端に径0.7mmの穴を開けておきました。
(写真B)両者を組み合わせて完成です。


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今回の最大の問題はタンクの取り付け方法です。
床板の幅が狭く、タンクが外にはみ出すためにネジ止めができません。
いろいろ考えた結果、面倒でも実物と似た方法で固定することにしました。
まず、タンクを乗せる台を1mm板から削りだし、タンクにハンダで付けました。
後で位置がずれないよう、ピンを打ってあります。



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どうせやるならと、釣りベルトも実車の形態に似せて作りました。
まず、先端に穴を開けてを丸めた洋白帯板(0.2x1.0mm)に0.3mmを通して固定します。


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それを先ほどのタンク台の先端に開けた穴に通します。
実物ではここはネジ止めになっています。



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ベルトを後ろへ回し、要所を止めれば出来上がりです。
ベルトにも一カ所、ピンを打っておきました。


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2本のタンクができあがりました。


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できあがったタンクを床下に固定しました。
この位置は、ロッドに干渉しないよう、何度も確認する必要があります。
写真に写っている右側の止め金具が少し間隔が広くなってしまいました。
もう修正する気力がありません、
車体をつけて遠目に見ると気にならないので、これでよしとします。



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上周りを組み付けてみました。


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ついでにカプラーポケットもつけたので、カプラー高さの確認です。


これでまた大きな山を越えることができました。
後のパイピングは現物あわせでやってゆけます。
残る難関はシリンダーのディテールです。
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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
おはようございます。

エアータンクはまるまるすべて自作されていますが、キット付属のモノはそんなに使えないのでしょうか?

それにしても、お持ちの機械を十分に活用された製作方法ですね。流石!という感じです。

また、タンクの止め方が実際の方式と合わせておられるのが、ディティール効果抜群な気がします。

エアータンクのはみ出し、シリンダーの感じなど、私が先週観てきた梅小路の1080も同様の感じでした。

機種が違うのですが、もし1080の写真をご覧になりたい時は、仰ってくださいね。

Por6071
2010/02/18 08:24
Por6071さま コメントありがとうございます。
(手違いでコメントを一度削除してしまい、復活したので投稿された時刻が変わってしまっています。申し訳ありませんでした。)

このキットは空制タイプではないため、パーツは附属していません。
手持ちのエアータンクをいくつか見てみましたが、サイズがぴったりのものはありませんでした。
こういったタンクは何か規格があるように思っているのですが、最終的には現物合わせになるため、おそらく実物とは違っていると思います。

実物でも小型機関車への空制化は狭い部分に機器を後から付け足すので、どれを見てもゴチャゴチャしてますね。
改造した工場が違うはずなのに、形式によってある程度の法則性があるのはおもしろいと思います。
たぶん、誰が見ても「ここしか付けるところがない」という感じではないでしょうか。
初瀬春日@管理者
2010/02/18 08:31

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