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zoom RSS 30馬力コッペルキットの製作(8)エンドビーム・カプラー

<<   作成日時 : 2011/10/20 01:28   >>

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下回りがあまり進まない理由は、カプラーについて考えていたからでした。
やはりナローなので朝顔型カプラーを付けたい。
しかし連結はしにくそうです。

いろいろと探し回って、モデルワーゲンからうってつけのパーツが出ているのを見つけました。
ロストの朝顔型カプラーですが、特殊なピンとリンクで実車と同様の連結ができる優れ物です。
早速取り寄せて検討していました。
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まず、絵の部分がかなり大きいのでフライスで一回り小さくしました。
取付孔も長孔を埋めて普通の孔にしました。




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実車ではエンドビームに付けたチャンネルにカプラーが付いています。
実車はおそらく台枠に何らかの固定があるのでしょうが、モデルでは薄いエンドビームだけなので、とても列車を牽引する強度はありません。
そこでカプラー座を付けて、ここに固定することにしました。
前後で床板の高さが違うのでカプラー座の厚みも異なっています。
カプラー高さは、ナローは実車でも会社によって色々異なるとのことなのであまりこだわらず、見た目で良さそうな高さに決めました。
今後、当鉄道ではこれがスタンダードになってしまいます。
他社線との混結はできないかもしれません。




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先に完成写真をお出しします。
西大寺では蒸気管がシリンダーに入る部分はランボードが欠き取られているので、それに習って一部切除しました(矢印)。
カプラーを下げたことによってエンドビームに突き出た、ボトムタンク注水口を付けることができました。




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リヤの様子です。
なお、前後ともカプラーの欠き取りが全く違ってしまったので、エンドビームは0.3mm洋白板で新製してあります。




話が前後しますが、ディテールパーツの製作過程を少しお見せします。

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まず、注水口です。
径1.2mmの真鍮線を曲げて切断してから、端部に0.8mmの孔を開けました。
これはオリジナルのアイデアはどこで見たか忘れましたが、どなたかのアイデアを拝借したものです。
治具として1.5mm厚の板に0.5mmの孔を開け、裏からそれと同じ部位に板厚の半分くらいまで大きな孔(加工する線径と同じもの、ここでは1.2mm)をあけます。
裏から1.2mm線を孔にいれてしっかり押さえておいて、表から0.5mmで少しもんでセンターをマークし、治具を外してゆっくりと孔を開けます。
あまり深い穴は無理ですが、断面をパイプ状に見せることはできます。
写真をみれば一目瞭然ですが、気を抜いて作業したら芯がずれてしまいました。
もっと作業に集中しなければいけないという見本です。




注水口の取付部のフランジは0.4mm板から削り出しました。
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先に孔を開けてから大まかな形に切り出し、0.3mmを植えてハンドバイスにくわえます。
この状態で削って形を整えました。




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完成品です。
ちょっと形がいびつな部分もありますが、自分では許容範囲です。





次はリベット付き帯板です。
前後のエンドビームの上端に貼りました。
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本格的なリベット打出し器を持ってないので簡易法です。
1.2mm厚のプラ板に両面テープで素材をとめ、それをX-Yテーブルにテープで貼り付けて、テーブルの送りでリベットを打ってゆきます。
リベット押しにはミーリングアタッチメントのチャックにケガキ針をくわえ、上下は微動送りで一定の深さまで押し込むようにしました。
何度か試作して押し込む深さを決めます。




画像

結果は予想よりもきれいにできて、一応満足しています。
一応というのは。このパーツの時点では良かったのですが、ハンダ付けやキサゲをしているうちに少しリベットが小さくなってしまい、もう少し深く押し込んでくっきりと出しておいた方が良かったと悔やんでいるからです。
これは0.1mm厚リンドウ板に打ったものです。




画像

0.2mm厚リンドウ板に打ち、裏にスジ彫りして折り曲げてリベット付きアングルにしました。
削るのが難しいので両端は傾いています。
仕上げは角材などにハンダ付けして削るのがいいと思います。
0.3mm厚も試してみましたが、上手く打ち出せませんでした。
板厚が厚くなるとやはりしっかりしたダイがないと無理みたいです。




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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
なるほど。線材の中心に穴を開ける方法ですか?今度試してみます。

注水口の蓋はこれからですか?
railtruck
2011/10/20 07:09
railtruck様 おはようございます。

注水口の蓋ですか。
全く気づきませんでした。
蓋があるのが当然ですよね。
でもせっかく上手く孔が開いたので
このままにしたい気持ちもあります。
蓋の閉め忘れという設定で・・・・・?
一度写真で確認してみます。

孔開けがどなたのアイデアだったか
思い出せません。
人様のアイデアを出展元を示さずに
書くのは失礼なんですが・・・
どなかた教えていただけると嬉しいです。
初瀬春日@管理者
2011/10/20 08:30
他聞、杜の都車輛工場さんでしょう
パイプが無いから、丸棒に穴を??

ゆうえん・こうじさんがアドバイス
されていました。
厚板にマル棒と同じ穴を明けてガイド
にしてセンターをもむ、
サイズを下げて、穴を明ける。

なるほど!!
これならセンターが得れると、
感心したことを覚えています。

こちらでは、各サイズのパイプが
入手出来ます。
曲げるとき丸棒を差し込んでおけば
潰れない様に思うんですけど。
ダマタカ
2011/10/20 12:17
ダマタカ様 ありがとうございます!
そうでした。
ゆうえん・こうじ様のアイデアです。
簡単で優れた技法だと思います。

パイプに線を通して曲げると、曲げてから線が取り出せませんよ。
初瀬春日@管理者
2011/10/20 18:11
線材のセンター出しならシャープペンシルの芯の出口の傘状のパーツとかハンドピースの同じく出口の傘状のパーツで簡単にできると思います。
まーくん
2011/11/03 15:31
まーくん様 コメントありがとうございます。
こちらでは初めましてですが、いつもブログは拝見しています。

シャーペンというものは、もう20年か30年ほど使っていなかったので、全く頭にありませんでした。
なるほど使えそうだと思います。
文房具には工夫すれば使える物がまだありそうですね。
初瀬春日@管理者
2011/11/03 20:22

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