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zoom RSS ボールドウィン1310の製作(40)ブレーキシリンダーと作用テコ

<<   作成日時 : 2014/05/20 23:30   >>

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ブレーキシリンダーからの作用テコのあたりは古典蒸気の下回りでかなり強い印象のパーツです。
そのためちょっと真面目に作りました。

まずブレーキシリンダーです。
蒸気ブレーキのシリンダーが片側に一個付きます。
小さなもので市販パーツは合う物が無かったので自作しました。
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旋盤で切削した3つのパーツで構成します。
これぐらいの形態なら全部一体で挽き出してもできますが、ボルトを植える穴を開けるのが難しいのと、実物のパーツの合わせ目の隙間を表現するために分割構造にしました。




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組みました。上手い具合に合わせ目の隙間が残ってくれました。




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台枠への取付板を付けます。




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作用テコが付く部はt1.0洋白板から角材状に切り出し、スリットを付けます。




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それに0.6mm棒を差し込んでロウ付けし、成型しました。




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ロッドに伝達する軸の軸受けです。
t1.0板とパイプの組み合わせです。




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手ブレーキロッドの取付部も実物の構造に近いものにしました。
まずt0.3洋白板にスリットを入れます。




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それを切り出し、スペーサーをはさんで2枚を付けるとスリットのある角材ができます。




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各パーツを組み立てました。




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作用テコは大きな軸につながり、そこからブレーキ引き棒に伝達されます。
軸は中央の太いテーパーになっているようなのでパイプをドリルレースしてみました。
かなりゆがんでいますが見えない所なので平気です。
写真左にあるのは引き棒を付ける軸受けです。




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パイプに軸受けを固定し、このあと不要部分を切除します。
この軸受けは実物図面によると中央ではなく少し右に寄っています。
なので少し中央から外して固定しました。
中央にないのは間違えたからではありません。




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こんな形になりました。




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引き棒の取付部は0.8mmの角材に0.5mm線を通し、反対側にはアドラーズネストの六角ネジを付けました。
この角材は市販の角棒ではなくt0.8板を削ったものです。角棒は硬くて細い穴を開けるのが極めて困難だからです。




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引き棒の取付部です。
本来は写真@のロッドはAにつながらなければいけないのですが、途中で切断して@の位置でぐらつかないよう受け金具で固定出来るようにしました。
これはAの部分でギヤボックスのカバーがロッドに干渉し、ギヤボックス(動輪軸)の上下動が制限されるためで、左右に渡した線材の高さでギリギリです。これ以上のものを付けるとギヤボックスが上下動できなくなるのでこういう仕上げにしました。




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途中で切断した引き棒がどのように見えるかですが、ここまで視点を下げても動輪に隠れて全く見えません。
これで充分だと思います。
今気付きましたが、ロッドが上下逆になってます。あわてて付けたので間違えたようです。
お恥ずかしい限りです。




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キャブ内の手ブレーキハンドルは取付足まで一体で旋盤加工した支柱と、0.4mm線をロウ付けで組んだハンドルです。線材はロウ付けで鈍ってしまいますがこの程度の長さなら強度は問題ないようです。




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全体の完成図です。
ちゃんと手ブレーキからキャブ下の作用テコまで連続性があるように見えました。




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ブレーキシリンダーから作用テコにかけては立体感が感じられ、自分では満足のできる仕上がりとなりました。

これで大物パーツはほぼ終了でしょうか。
あとはカプラー解放テコやステップ、手すりといった小物が残っていると思います。
これまでよりはずっと気楽に取り組めそうで、やっと終わりが見えてきました。





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コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
いや、凄いです。本物のフルスクラッチですね。ところでこの機関車は蒸気ブレーキですよね?蒸気ブレーキのシリンダーには必ず水抜きのドレンコックが付いていると思います。ここまで作ったのであれば、ドレンも作られてはいかがでしょうか?細かいツッコミですみません。
コン
2014/05/24 00:07
ホントにすごいです。大い刺激され参考にさせていただいています。凝りだすと、どこまでやって、どこから省略するかの判断が難しくなってきますね。ここまできたらとことんやってください。私なんか実物知識がないからやりたくても出来ません。また参考にさせていただきます。
ozu
2014/05/24 01:13
コン様、OZU様、お褒めの言葉ありがとうございます。
電車作っていた頃から床下のチラ見えするパイピングやロッドが大好きで上回りよりも手をかけていたぐらいです。
見えない部分にばかげているとは時々思いますが。

シリンダーのドレインコックはそう言えば写真見るとあるのでちょっと考えてみます。
初瀬春日@管理者
2014/05/24 08:41

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