昭和の建物:社宅(公団住宅?)

模型の進展もないし、写真もあまりネタがなく、更新がとどこおっています。
久々に建物の写真でも載せてみます。
先日、岐阜県内で見かけたものです。

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鉄筋コンクリート2階建ての集合住宅です。
側面に社名が書かれており、一見して社宅だと思いました。



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製造銘板(?)です。
竣工は1962年4月26日。
「日本住宅公団分譲住宅」「○○KK共同住宅」と、2つの名称が書かれています。
想像するに、社宅建設にあたって住宅公団を利用したか、公団住宅を会社が買い上げて社宅にしたか、だと思います。
新築当時はモダンな建築だったのでしょう。



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窓枠は鉄サッシです。
左に見えるのは洗面と便所だと思いますが、跳ね上げ式の窓がなつかしいです。
風呂はあるのかな?。



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入口の階段です。
掲示板と、4庫分の電気メーターでしょう。
郵便受けがないので郵便配達の人は上まで上がらなければいけなかったようです。



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私が一番気になったのがこれ、ダストシュートです。
最近の建物では無くなってしまいました。
記憶にあるのは、4~5才の頃、親が入院していた病院の廊下にこれがあって、よくのぞき込んでいたのを覚えています。
小学校にもあったような気がします(こちらはうろ覚え)。

公営住宅でこれに似た構造の建物は近所にもまだたくさんありますが、ダストシュートを見たのは初めてでした。
昭和の香りのプンプンする建物です。
フェンスがあって、外からしか見れなかったのが残念でした。

以上、御退屈さまでした。



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この記事へのコメント

genchichi
2009年06月12日 07:42
3歳までまさにこんな社宅に住んでいました。懐かしい!
こういった建物は、長い歴史が培った小粋さが漂う木造建築と違い、実用的で無機質な感じを受けますが、それもまたたまらない魅力です。
風化して汚れたコンクリート壁を見かけると、なんとかレイアウトに組み込みたいと思うのですが、昭和中期の設定のレイアウトでは最新建築に相当するため、ピカピカの状態にしなければならないのが悩みどころです。
薄汚れてナンボの建物だと思います。
初瀬春日@管理者
2009年06月12日 08:23
genchichi様 こんにちは

私が小学生ぐらいまで住んでいたのは、いつごろ建てたのかわからない隙間だらけ(本当に壁から外が見える)のボロ長屋でした。

たまに知り合いの家なんかで、こんな集合住宅に行くと、こぎれいで台所にテーブルが置いてあったりして、別世界のような感じがしてました。

遠い想い出です。
西野伊吹
2009年06月12日 18:55
15年ほど前、こんなところに住んでいました。会社の社宅です。3階建でしたが、最近の建物の2階半ぐらいの高さでした。材料節約のためにギリギリの高さにしたのだと思います。
統一規格みたいなものがあって、どこもみんな同じ間取りなのではないでしょうか。風呂は銭湯全盛の時代の建物なので付いてないと思います。我が社宅はベランダの一角を仕切ってフロになっていました。汚くて入る気になりませんでした。
今はもう取り壊されて現存しません。
初瀬春日@管理者
2009年06月12日 21:24
西野伊吹さん こんにちは

実際に住まれてましたか。
ベランダの風呂は後付ですよね。

上のコメントでも書きましたが、以前は私の幼少期の住み家よりもきれいだと思っていました。

時代が進んで周囲が新しく変わっていっても、対応仕切れなかったのだと思います。

快適な生活環境がだんだん当たり前になってきて、いくら昔を懐かしんでも、もう一度戻れと言われたらたぶん無理でしょう。
2009年06月14日 22:37
なかなか、アンティークにRC住宅ですね!
流石に、ここまで古いと、もう立替え時ですね。

私もいくつか集合住宅の設計に携わりましたけど、流石に今の時代だとダストシュートは無いですね。

結構、子供が落ちたりして危険なので、今は無いと思います。
でも、ダストシュートは私の学校にもありました!
初瀬春日@管理者
2009年06月14日 23:54
南野さん こんにちは

プロのコメントは重みがありますね。
ダストシュートは子どもが落ちるんですか!
確かに危険ですね。
私も妙に記憶に残っていて、おもしろくてのぞき込んでいたのをはっきりと覚えています。
そんなことしているうちに落ちるんですね。

なぜかダストシュートのことだけは鮮明に覚えているんですよね。

木造の日本建築は古くなっても手入れが良いと使えるんじゃないかと思いますが、鉄筋コンクリートは荒廃してゆくばかりのように感じます。


団地ウォッチャー
2013年09月27日 11:03

東京に住んでいますが、最近、建て替えも盛んですが、公団・都営問わず、古い団地が、まだずい分残っています。1961年というと、昭和36年ということですね。オリンピックが1964年で、もう50年経ったという話しを聞きました。昔の建物は、使えればいいという感じで、飾りもデザイン性もないですね。昔の小学校が、昭和の始めに建てられた鉄筋コンクリート造で、やはり、煤けた感じで不気味な感じがしました。昭和30年代ぐらいの建物は、むしろ戦前の建築と連続性があるのでしょうか?廃坑になった炭鉱住宅などは、不気味ですね。
初瀬春日@管理者
2013年09月28日 08:29
団地ウォッチャーさま

こんな古い記事にコメントいただき、ありがとうございます。
確かに一時期の公共の建物は味気なかったですね。
それもだんだん姿を消しつつある今では懐かしく思えます。
団地ウォッチャー
2013年10月04日 15:12

こちらのブログは、元は、鉄道関係の記事が多いのでしょうか?私も、鉄道は、好きですね。鉄道模型も、昔、Nゲージのプラモデルを作ったりしました。ジオラマを作ったりするには、建物なども必要ですね。

私は、仕事で建築関係もやっているので、建物も興味が有ります。団地は、昭和30年代以降生まれの世代の人なら、どこかで見たような、ちょっと懐かしい光景という感じかもしれません。終戦直後は、平屋建ての建物が延々と建っている光景があったそうです。

新しい小田急のロマンスカーは、建築家の方がデザインしたそうですね。やはり鉄道と建築も共通点があるということなのでしょう。

アルミでない鉄のサッシも案外ありましたね。私が言っていた小学校も、建てなおすまでは、鉄のサッシでした。重たくて、熱効率もあまりよくなかったかもしれません。セントラルヒーティングもあって、お湯を通すシステムだったそうですが、戦時中に石油不足で、使わなくなり、それきり使われなくなったそうです。

何の飾りもない建物が、かえって懐かしいというのは、やや皮肉な感じですね。

埼玉の鳩ケ谷というところにある団地は、昭和30年代にできたころは、最先端の建物で、住んでいる人は、周囲の農村と住んでいる人が全然違っていたそうです。最近、建てなおされたそうです。日本では、鉄筋コンクリートの建物でも、耐用年数が50年ぐらいということなのでしょう。というか、強い自信が起る度に耐震基準が見直されるので、建てなおさなければならないのでしょう。ヨーロッパでは、300年ぐらい使っている建物も沢山あるそうですね。

初瀬春日@管理者
2013年10月05日 08:10
団地ウォッチャーさま

おっしゃる通り、私の本職(笑)は鉄道です。
建物写真は当初、ジオラマに使う建物模型の参考にと撮り始めました。
いつのまにか建物自体が面白いと感じはじめてどんどん撮るようになりました。

そのうちに、自分は鉄道といっても車輛だけでなく、それが走っていた周囲の景色が好きなんだということに気づき、好きだった時代の面影を残す建物を探していたんだと思います。

1年ぐらい後に再訪して取り壊されていることもよくあり、時代が進みつつあることを実感します。
団地ウォッチャー
2013年10月10日 12:06

たしかに、鉄道が沿線と調和している光景は、いいですね。私鉄の方が情緒がある光景が多いかもしれません。東京でも、ずいぶん、いろんなところが地下化されてしまいました。東急が、代官山あたりと田園調布あたりを地下化したのは、ちょっと残念な感じがしました。渋谷駅も地下化してしまいましたね。東横線の新渋谷駅は、深すぎて使いにくいとも言われていますね。それでも、高速化とか相互乗り入れのためには、やむを得ない面もあるのでしょうね。相互乗り入れをすると、反対側の路線で問題が起こると、影響を受けてしまうということは、あるのでしょう。京浜東北線型の路線が標準化してきているということかもしれません。来年ぐらいに、湘南電車と宇都宮線・高崎線・常磐線が乗り入れることになるそうです。長年の念願だったのでしょう。


初瀬春日@管理者
2013年10月11日 09:14
東京の変貌ぶりは凄まじいですね。
自分は年に1度か2度しか上京しないので、行くたびに景色が変わっているように感じます。
新宿、澁谷などはもうまともに乗り換えもできません。
団地ウォッチャー
2013年10月15日 11:57


東日本大震災があって、あらためて、耐震基準の見直しが必要となり、いろんなところで、建て替えが行われているようです。大企業が集まっている大手町・日本橋あたりも、建て替えが盛んなようです。ゼネコンは、公共事業削減で、業績があまり良くなかったようですが、ここ数年は、再開発で、比較的景気がいいのではないかと思います。2020年のオリンピックも、東京の再開発を促進することになるのでしょう。本当にいい建物を建てて、長く使うという発想は、地震国の日本では、なかなか根付かないのかもしれません。

都内の大ターミナル駅は、乗換に時間がかかりますね。10分ぐらい見ておかないといけない場合もあると思います。地下鉄の乗換マップを考案した人は、特許を取得したそうです。子供連れの主婦だったと思います。同じ駅名でも、乗換しやすい、しにくい路線というのがありますね。東京メトロと都営では、つながっていない駅もありますね。地下通路を一駅分ぐらい歩く場合もあると思います。



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    Excerpt: 「昭和の建物:社宅(公団住宅?)」について 懐かしい建物ですね。昔は、色々な人達がすみ色々な人生を送ったんですね。私が生まれて約10年後に建てられた建物ですね。とても良いです。あの時代に戻りたいな~~.. Weblog: 思い出 racked: 2009-06-11 13:20