古典蒸機500の制作(9):煙室扉

煙室前面のパーツは煙室扉やヒンジも一体になったプレスで、ちょっと安っぽいので、自作することにしました。

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まず、こんなものを旋盤で引きました。
適当な真鍮棒の中心に1.4mmネジを切ったものです。


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その棒に、1mm板から切り出した円盤をネジ止めし、この円盤を加工しようというのです。
ドリルレースであらかた削ってから、最後に旋盤で仕上げました。
この直径は煙室前面の仕上げサイズになっています。

順調に完成した話だけでなく、情けない失敗も書いておきます。
まず、ネジ止めがゆるいと全く削れないので、強く締め込んでドリルレースしたら、ネジが切れてしまいました。ドリルレースの振動と力に耐えきれなかったのです。
そこで、ネジ止めしてからハンダで少し仮止めしたらうまくいきました。
このハンダもちょっと油断してネジまでハンダが回ってしまい、はずすのに難儀しました。

まあ、そんなことをやりながらゆっくりと進めています。



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0.5mmから切り出した煙室前面パーツと先ほどの円盤を重ねてネジ止めし、煙室前面の円周を仕上げます。
フリーハンドで円周を削るのはなかなか難しいので、こうやって治具を当てて削りました。



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完成した煙室前面です。
写真でアップにするとちょっとシャープさが無いですね。
もうちょっと角が出るように削らなければいけません。


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同じように、1mm板の円盤からドリルレースで煙室扉を削り出しました。
こういう曲面を旋盤で引くことはできないので(プロはできるのかな?)、セコセコとドリルレースしました。
外周のみ、旋盤できっちりした円に仕上げました。
最後にペーパーで磨いたらきれいになりました。


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煙室前面に扉を置いてみました。
なかなかいい感じ。

こんなことをやり出したので工作は一向に進展しません。
まあ、のんびりとやろうと思います。




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この記事へのコメント

ダマタカ
2010年01月09日 11:26
ボイラーの蓋、随分とシャープに
旋盤加工されましたね。

ボイラーの内径、フランジ、
ボイラーの蓋、と、3枚用意した
方が、取り付けに楽でしょう。

厚みが有って、ハンダが付き難く
なっちゃいますよねーー。
模型屋さんでは、G-17で、付けろ
て、良く言われます。
1つの、案です。
初瀬春日@管理者
2010年01月09日 16:55
ダマタカ様 こんにちは
ボイラー扉は旋盤じゃなくてドリルレースです。
念入りにペーパーで磨いたらきれいになりました。

前面部の構成はいろいろ考えられますが、基本的にキットのパーツ構成を真似て作ります。
今回は心を出すため、センターの孔を基準に組もうと思っています。
今回作った前面パーツ(蓋ではないほう)はボイラーにイモつけになる予定です。
フランジを作ろうとすると、その精度を出すのも難しいです。
ダマタカ
2010年01月09日 17:30
初瀬さんの、ことだから
煙室扉に、色々とアクセサリー
が、付くと思う。
ボイラーの内側に合わせた物を
センターを通して、これをイモ
付けしておいて、ボイラーへの
付け方を考えた方が??

ボイラーに直にイモ付けすると
パーツが取れちゃう気がします

五月蝿いかもしれませんが、
せつかく作って、バラバラじやー
泣くに泣けない。
初瀬春日@管理者
2010年01月10日 00:29
ダマタカ様 ご忠告ありがとうございます。

おっしゃるとおり、パーツの取り付け順序が重要なポイントになります。
ボイラーとの取り付けは、この形式ではボイラーの外側に被さるカバーがあり、内側フランジの代わりになります。
なので、直接ボイラーにハンダ付けする必要はないのです。
いずれそのパーツもお見せできると思います。

さすがにボイラーに前面扉を直に付けるのは厳しいです。

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