古典蒸機1850の製作(1):ロッド自作(1)
セクションレイアウトに使用するストラクチャーの制作を続けていますが、ボール紙とカッターナイフばかり触っていると、金属の感触が恋しくなってきました。
そこで、キット棚から選んだのはサンゴの1850。
先従輪がないため、小カーブにも有利そうです。
製作の目標は、とにかくすっきりと仕上げることと、外観上、機能上でグレードアップできることはやってみよう、と考えました。
このキット、サンゴの一般的なキット構成ですが、動軸が可動ではありません。
まず、ここから手を付けようと思います。
このキットの動軸可動化については、に製作記事があり、ロッドを2枚におろしてピンで連結する事例が書かれています。
実は、これを真似て以前に一度やったことがあるのですが、かなり高度な技術で、どうも上手くいかずにロッドをダメにした経験があるため、今回もちょっとためらわれました。
そこで、まずロッドを自作してみて、それが上手くいかなければキットのロッドをスライスしようと思いました。
ロッドの自作は初めての経験です。
軸距の誤差が許されないので、まず何とかしてロッドピンの孔を開けなければなりません。
キットのパーツが基準になるので、それを正確に測定してケガキをすればよいわけですが、当工房の技術力ではかなり精度が怪しくなります。
そこで、キットのロッドを治具にして、測定無しで直接孔開けする方法を思いつきました。
作った治具はあり合わせの帯板の先に円柱をハンダ付けしたもの。
(本当にあり合わせの材料なので、変なネジ孔が見えますが全く意味はありません。)
この円柱をロッドピンの孔にはめ込み、その孔の中心に孔開けしようというものです。
そのため、この円柱はきっちりとした寸法を出さねばなりません。
旋盤で丸棒の中心に0.5mmの孔を開け、直径をロッドピン孔と同じ(1.6mm)に仕上げます。
端面も仕上げておかないと孔が真っ直ぐ開きません。
帯板と円柱をハンダで付けたら、孔が傾かないよう慎重に帯板にも0.5mmで貫通しておきます。
洋白(今回は1.2mmを使用)にまず1.6mmの孔を開けてロッドをネジ止めし、もう一つの孔に治具をはめ込んで、水平を保ったら治具の孔をガイドにして、洋白板に少し傷が付く程度に0.5mmドリルを軽く当てます。これがポンチマークの代わりとなります。
次いでロッドと治具をはずし、先ほどの傷の位置にボール盤で1.6mmの孔を開けました。
こんな方法で上手くいくか半信半疑でしたが、孔周囲をリーマーでわずかになめただけで、ばっちりと決まりました。
いつも我流の工作なので、結果が出るまでは不安がつきまといます。
正攻法ではどうするんでしょうか。
どのような方法でも、動輪が回ればまず第一段階はクリアです。

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そこで、キット棚から選んだのはサンゴの1850。
先従輪がないため、小カーブにも有利そうです。
製作の目標は、とにかくすっきりと仕上げることと、外観上、機能上でグレードアップできることはやってみよう、と考えました。
このキット、サンゴの一般的なキット構成ですが、動軸が可動ではありません。
まず、ここから手を付けようと思います。
このキットの動軸可動化については、に製作記事があり、ロッドを2枚におろしてピンで連結する事例が書かれています。
実は、これを真似て以前に一度やったことがあるのですが、かなり高度な技術で、どうも上手くいかずにロッドをダメにした経験があるため、今回もちょっとためらわれました。
そこで、まずロッドを自作してみて、それが上手くいかなければキットのロッドをスライスしようと思いました。
ロッドの自作は初めての経験です。
軸距の誤差が許されないので、まず何とかしてロッドピンの孔を開けなければなりません。
キットのパーツが基準になるので、それを正確に測定してケガキをすればよいわけですが、当工房の技術力ではかなり精度が怪しくなります。
そこで、キットのロッドを治具にして、測定無しで直接孔開けする方法を思いつきました。
作った治具はあり合わせの帯板の先に円柱をハンダ付けしたもの。
(本当にあり合わせの材料なので、変なネジ孔が見えますが全く意味はありません。)
この円柱をロッドピンの孔にはめ込み、その孔の中心に孔開けしようというものです。
そのため、この円柱はきっちりとした寸法を出さねばなりません。
旋盤で丸棒の中心に0.5mmの孔を開け、直径をロッドピン孔と同じ(1.6mm)に仕上げます。
端面も仕上げておかないと孔が真っ直ぐ開きません。
帯板と円柱をハンダで付けたら、孔が傾かないよう慎重に帯板にも0.5mmで貫通しておきます。
洋白(今回は1.2mmを使用)にまず1.6mmの孔を開けてロッドをネジ止めし、もう一つの孔に治具をはめ込んで、水平を保ったら治具の孔をガイドにして、洋白板に少し傷が付く程度に0.5mmドリルを軽く当てます。これがポンチマークの代わりとなります。
次いでロッドと治具をはずし、先ほどの傷の位置にボール盤で1.6mmの孔を開けました。
こんな方法で上手くいくか半信半疑でしたが、孔周囲をリーマーでわずかになめただけで、ばっちりと決まりました。
いつも我流の工作なので、結果が出るまでは不安がつきまといます。
正攻法ではどうするんでしょうか。
どのような方法でも、動輪が回ればまず第一段階はクリアです。
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この記事へのコメント
厳密にやるなら、ML210のバーチカルユニットお持ちなので、刃物台にミーリングテーブルつけてそこに材料の洋白板を固定して、旋盤の送りで孔をあければ正確な寸法に孔があきます。最近わたしはサイドロッドの孔開けはポンチでセンター打ってあけることはまったくなくて、この方法で孔あけています。
金属工作をやっていながら、ケガキに自信がないもので、なんとかケガキ無しでやろうと悪あがきしています。
今回はキットのロッドは予備にとっておきたかったので、なるべく傷つけないよう、直接触れるような作業はしませんでした。
バーチカルテーブルの送りは次回はぜひ試してみたいと思います。
今、少しずつ削ってロッドの形になりつつありますが、これもなかなか難しいです。
削りすぎたらオジャンだと思うと、ついつい遠慮がちになってしまいます。
下回りだけ見ながら削るとどうもバランスが悪くなってしまいます。
確かにそうですね。
単純に削りすぎを恐れていたわけですが、試しに削ってみた一本はやや太めで止めてあります。
他も完全に仕上げずに、太めにしておいて後でチェックしてみます。
実車の写真を見ると意外とロッドが細く見えるので、そのような華奢な足回りにしたいという気持ちはあります。