30馬力コッペルキットの製作(11):煙室まわり(1)

今回のキット改造で最大の加工箇所の煙室まわりにとりかかります。
加工と言っても、実質、煙室は新製です。

煙室本体は真鍮のムクとします。

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煙室扉は、写真のように丸棒から削り出しました。
旋盤のチャックに加えていますが、旋盤加工は外形の円周と突っ切りだけで、煙室本体はヤスリでのドリルレースです。
こんな曲面を旋盤で削り出すことは私にはできません。
旋盤で回すとドリルレースも非常に安定して加工できます。
ただし、チャックなど回転部分に工具や手が触れないよう、細心の注意が必要で、モーターツールで回している時とは桁違いのトルクで回っていて危険です。




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なお、切削加工の後の面をきれいにするのにはこのような物を使っています。
ペーパーから出る粉は旋盤を痛めるのでタブーだと参考書に書いてありました。
この不織布なら粉が出ないので安心です。




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次は、排気パイプと煙室の接合部の補強(?)です。
0.1mmのリンドウ板にリベットを打ち、孔を開けました。




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煙室に付けるとこんな感じになります。
排気パイプはキット指定の0.6mmでは少し細い気がしたので、0.7mmとしました。




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キットパーツのボイラーから煙室を切除してしまい、仮組みしました。
自分では西大寺の顔つきになってきたと、ほくそ笑んでいるのですが、どうでしょうか。




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この記事へのコメント

ozu
2011年10月31日 00:02
ここまでくると、いっそのことボイラーそのものを作り変えてしまった方が良かったのではないでしょうか。
完成が楽しみです。
railtruck
2011年10月31日 08:05
なぜ煙室と煙室扉を一体で挽かなかったのですか?
たしかにozuさんが言われるように、ボイラーも含め一体で挽く手もありますね。もちろんドームもサンドボックスもブラスで!
dda40x
2011年10月31日 08:16
このような曲面を挽くのは、意外に簡単です。
バイトを軸と平行に取りつけ支点とします。
もう一つのバイトを手で持って、しゅるしゅると削ります。刃先角が90度になるように持つのが、コツです。今度いらしたら、実演してお見せしますよ。
初瀬春日@管理者
2011年10月31日 10:45
皆様、コメントありがとうございます。

さすがベテランの方々には私のサボリがお見通しのようです。
実は、最初ボイラーも削り始めていたんですが、ドームを作るのが面倒になってやめてしまいました。
良くできたパーツを生かせると思ったのです。

ご指摘を受け、作り直してみようかと思います。
幸い、今回のものが何とかまとまったので、失敗してもこれを使えると思うと気が楽です。

このサイズではボイラーはムクで作るのが楽だという感触はつかみました。

手バイトも以前からぜひやってみたかった技法ですので、試してみたいと思います。
上手くいかなかったらまたアドバイスお願いすることになりますのでよろしくお願いいたします。

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