中勢鉄道の廃線跡をもとめて
先日、西野伊吹さんから中勢鉄道の廃線跡のことでコメントいただき、今日はそれを探しながら走ってみました。
暑くならないうちにと5時前に出発し、しばらく走ると夜明けを迎えました。
涼しくて気持ち良く進めます。
まずやって来たのは石橋駅跡。
この大きな木の下辺りが駅だったとのこと。石橋駅を出ると線路はすぐに近鉄大阪線をアンダークロスします。線路跡はこの辺りは生活道路として使用されています。
近鉄石橋駅はこの写真のすぐ右にあります。
近鉄をくぐると線路跡は雲出川の堤防に沿って大きくカーブしてゆきます。
直接は見えませんが、左方の林の向こうはすぐ雲出川です。
しばらく行くと線路跡は集落に差し掛かります。
この付近に大仰駅がありました。
集落を抜け、しばらく田畑の中を進みます。
集落のはずれ辺りに誕生寺跡があります。
石積みのホーム跡が残っています。
説明の立て看板も設置されていました。
線路跡はここから真っ直ぐ西に向かいます。
看板では1943年に廃止されたとあります。
戦後まで残っていなかったのですね。
誕生寺を過ぎると線路跡は林の中に分け入ります。
この辺りは旧初瀬街道にほぼ沿って走っています。
やがて線路跡の道路は初瀬街道に合流し、線路の路盤は森の中に向かってわからなくなってしまいます。
途中、雲出川の支流にかかる鉄橋の橋台が残っていました。
最後は終点伊勢川口の手前、広瀬駅があった辺りに雲出川を越える大きな橋台が残っています。
線路跡も駅跡も住居や畑になっており、痕跡もありません。
川の対岸にも大きな橋台が残っています。
軽便鉄道にしては大がかりな構造物です。
廃線跡巡りはこれで終了。
続いて奥津に向かいました。
まずは家城の始発列車を撮るべく、沿線で待機します。
松阪方面から回送がやって来ました。
家城を出発した始発です。
美杉町に入ったら猿がいました!
車の通る県道脇に出てきて何やら拾っては食べていました。
これは小猿をつれた母親ですね。
10数頭の群だったようです。
というわけで、結局また奥津まで来てしまいました。
本日の走行距離103.6km

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この記事へのコメント
秋にはビワイチを一緒にしましょう!!
ビワイチは憧れですね。
もう少しトレーニングしなければちょっと自信がありません。
猛暑で長距離走れないのが痛いです。
早く150kmを実感してみたいものです。
この廃線跡はわかりやすいです。
こんな探索には自転車は便利ですね。
まだまだビギナーな私です
ジオラマにしてみたいシーナリーね
参考になりました
(=^_^=)
私のblog[模型][手作り][ジオラマ][塗装]を検索来訪してもらうと下手な作品をご紹介してますのでご覧下さい
(=^_^=)