Porterの製作(31):キャブ屋根

キャブ屋根を作ろうと資料写真を見ていて、モデルのキャブに何か違和感を感じました。
その違和感が何かと、じっくり写真と見比べていたら、キャブ上部の構造がちょっとおかしいことに気づきました。
Porterの木製キャブは、一番上部に鉢巻きのように薄板が貼られています。
おそらく補強とか、屋根とのつなぎ、などの目的で薄板を貼ってあるものと想像しました。
そして、側面の窓はその薄板ギリギリまでの高さがあるのです。
これは自分が見た10数例の資料写真で全てそうなっていました。
木造ではなく金属キャブの場合は全く違っていて、補強板も無ければ窓の高さもまちまちです。
この違和感を残したまま進めることはまずいと思い、少し大がかりになりますがキャブの修正をすることにしました。

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まず窓枠を外しました。




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次に前面窓上端の高さに合わせてt0.3を四面とも貼りました。
ついでに後部は少し伸ばしておいて屋根の支えにすることにしました。
屋根の後端はこのように少し伸ばされているものと、キャブの後端までしかないものと両方存在します。
貼った板の下端の高さまで側窓を上方へ広げました。
窓枠も作り直しです。




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参考までに改修前のキャブです。
これに比べると側面窓の高さが約1.5mm高くなっています。




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やっと屋根です。
0.3洋白板を使います。
端材でカーブと曲げ位置の試作をします。




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試作を参考に本番、奇跡的に一発で出来ました。




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屋根カーブを固定するために内部に補強剤を入れました。
前後の補強板はキャブ内面にぴったりとはまり込み、屋根の固定に充分な程になりました。
逆さまにしても屋根は落ちません。




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こんな感じになりました。
仕上がっているキャブに比較的大がかりな加工をするのはちょっとしんどかったです。
雨樋や前後端の見切り、通風窓など、細かいディテールは後ほど行います。





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