8550の製作(4):動力機構と関連部分

ギヤボックスの周囲にいくつかの部品がつくので、各パーツの位置関係、干渉しないかなどを検討しつつ作業してゆきました。

まずはロッカーアームを動かすための偏芯カムです。
1.2mm厚洋白板を2枚重ねて適当なシャンクにハンダ付けして削ってゆきます。
径は5mm、偏芯量は0.4mmですが、四爪チャックで可能な限り芯を出して外形を仕上げた後、0.4mm厚の板をちょうど挟める分だけ偏芯させて軸孔を開けました。
1.IMG_4409.jpg




偏芯腕の取付方法は苦労する部分です。
またまた

濱鐵日誌

さんのアイデアを真似します。
2.IMG_4411.jpg
偏芯輪の一部を切り欠き、軸の細い部分を通して偏芯カムの方に移動させる方法です。
切り欠きの寸法は動輪軸にはめたスリーブの直径分です。
偏芯輪・偏芯腕は1.2厚洋白の厚みを少し削って使用しました。
厚みは1.05mmぐらいになっていると思います。
写真で黒く見える円盤は1mmリンドウ板から作ったワッシャです。




偏芯輪・偏芯腕は他と干渉する部分を少し削りました。
ロッカーアームを駆動するカムを径0.6のピンでカシメて接続します。
3.IMG_4415.jpg




このようにスリーブ部からはめて偏芯カムの方へスライドさせます。
4.IMG_4410.jpg




ギヤボックスを付けると左右動が制限されて外れません。
5.IMG_4412.jpg




イコライザーです。第2ー第3動輪間をイコライザーで連動させます。
イコライザーは0.6洋白、ネジ止めにせず、台枠に付けたピンに差し込むようにして固定する方法です。
6.IMG_4420.jpg




イコライザーの装着状態。
7.IMG_4418.jpg

第1動輪は左右を連動させ、全体として3点支持とします。
珊瑚の8100キットに見られるような先輪までイコライズさせる方法はやめました。
大きなイコライザーを付けるスペースが苦しいのと、高さ調整が面倒というのが理由です。
8.IMG_4423.jpg




イコライザーの装着状態。
ロッカーアームの軸受けを兼ねています。
9.IMG_4417.jpg
ここにロッカーアームの軸受けを設けるのも濱鐵日誌さんのアイデアを真似ています。
ロッカーアームの動きが安定して好ましいです。

イコライザーに関連して車高の調整ですが、イコライザーを理論的なサイズ(軸箱可動範囲の中央の高さ)で製作しました。
一度装着してトースカンで確認し、イコライザーを少し削って調製しました。
今のところ前後左右の高さは揃っていると考えていますが、後で狂いが判明したらイコライザーを削るか作り直すしかありません。




最後におまけです。
動輪押さえ板は最初台枠内に落とし込んで、軸箱部分だけ下げた構造としてサイドから見えないようにしていましたが、偏芯輪の干渉を避けるために削るとほとんど残らなくなってしまうので0.5mm板を全体に貼り付けて強度を確保しました。
10.IMG_4425.jpg




ロッカーアームの動きです。


次はロッド・シリンダーブロックなどに行こうと思います。





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