8550の製作(5):サイドロッドの製作

サイドロッドは溝のあるタイプなのでちょっと大変です。

1.IMG_4427.jpg
材料はt1洋白、捨板にハンダで固定して作業します。
まずロッドピンの孔位置をセンタードリルでマークします。
軸距の精度はDRO頼りです。
ロッドピンの頭を埋める彫込みもこの時点で切削しておきます。
後からでは芯を合わせるのが大変だからです。
使用したのは径2.2エンドミルで0.3mmほど堀込みました。
この後に、捨て板の一辺をエンドミルで仕上げておき、平行の基準線とします。




2.IMG_4435.jpg
立ててバイスにくわえ直し、キーシートカッターで溝を掘ります。
この時に軸孔との平行度は先ほど削った一辺を基準にします。
苦労したのが上下方向の位置でした。
きっちりと軸孔と一致してないと溝がずれて見苦しいのですが、どうも上手くいきません。
結局、軸孔をまず1mmで開けて1mm線を差し込み、それにカッターを接触させてズレがないよう合わせました。
カッターの厚みは0.9mm、ルーペで見ながら目視で合わせたら上手くいきました。
彫込み量は0.2m程度です。




再度フライスのテーブルに固定し直し、外径を切削しました。
3.IMG_4436.jpg




4.IMG_4437.jpg
エンド部は円形です。
軸孔を中心にワークを回転させながらエンドミルで削る方法です。
段付きネジの代わりに1.4ネジで固定したスリーブをはめて削ります。
スリーブの外径は仕上げ径に合わせてあります。




5.IMG_4438.jpg
この時に使ったテーブルは切れ込みを入れた1.5厚板に柄を付けただけの物ですが
なるべく広く作った方が扱いやすいことがわかったので、こんなサイズになりました。




6.IMG_4439.jpg
ヤスリで外径を仕上げて完成です。
油壺を削り残すのがどうも苦手でいけません。




試運転の動画を撮りました。






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この記事へのコメント

dda40x
2020年02月02日 08:26
 このエンド削り用テーブルは good idea ですね。早速、当工場にも導入させてください。
 手前の切り込みの意味は、刃物深さを固定してこちらからスライドさせるということでしょうか。エンドミルの入る大きめの穴をあけておくだけでは、何か不都合がありますでしょうか。
初瀬春日@管理者
2020年02月02日 15:32
dda40x様

おっしゃる通りで、エンドミルを通す目的で切れ込みを入れたのですが、実際に使ってみると切れ込みが無い方が使いやすいと思いました。
回転させる角度に制限があると具合悪い時があります。
穴だけの方がいいと思います。
作り直すのは面倒なのでこのまま使いますが。