8550の製作(7):シリンダーブロック

その前に、ロッドの仕上げをします。
1.IMG_4440.jpg
軸距を合わせてネジを切った台座に前後のロッドを合わせてネジ止めします。
ロッドピンを使うと締め込んでも固定できないのでカラーをはめてとめてあります。
前後をつなぐピン孔を、2本のロッドの重なり部分で共開けで開けてしまいます。




2.IMG_4441.jpg
ロッドの端部は円の径を少し小さく削り直しました。
接続するピンは径0.6mmのものです。




本題のシリンダーブロックです。
3.IMG_4442.jpg
本体は厚板を削ることとし、まずシリンダーの孔を開けました。
シリンダー径は7mm、間隔は26mmとしました。
上の2つの孔はケガキを間違えてしまったものです。
そのまま材料をひっくり返してケガキ直しました。




4.IMG_4443.jpg
外径をほぼ仕上げます。




5.IMG_4453.jpg
煙室サドルはフライカッターでボイラー径(プラス受け座の厚み)に削ります。




6.IMG_4456.jpg
ボイラー高さをチェックしています。
煙室部分はボイラー径の確認も兼ねて丸めた仮のボイラーです。
現物合わせで少しずつ煙室サドルを削り足して行きながら合わせました。




7.IMG_4457.jpg
完成したブロックです。
煙室サドル上面に見える斜めの2つの孔は下から台枠に固定するためのネジ孔です。
斜めにしたのは、横並びにすると煙室サドル側面に貫通してしまうからです。




8.IMG_4458.jpg
シリンダーは径7mmの円筒、ステイへの固定は自作のM1.4真鍮ネジで、頭部分を埋め込んでしまい、最終的にはハンダで固定します。
前後蓋も合わせて切削しました。
ステイの余分な部分は、できるだけ最後まで切除せずに残しておきます。
その方が後の加工で固定する際に便利だからです。




9.IMG_4459.jpg
シリンダーブロックのディテールの前にクロスヘッドとスライドバーを作っておきます。
クロスヘッドは表面をt0.3、裏をt0.4としました。
この構造は、

同型式をほぼ平行して製作しておられるコンさん

の技法をほぼ真似しています。




10.IMG_4460.jpg
厚み0.9mmのスペーサーを挟んで表板と裏板を固定しました。
ボルトは径0.3、実際にスペーサーまで差し込んで固定してあります。




11.IMG_4464.jpg
ピストン棒の受けには外径1.0、内径0.8のパイプを差し込みました。
本体の下にちょろっと半分ほど見える受けが実感的だと勝手に思っています。
ピストン棒は径0.8洋白です。




12.IMG_4461.jpg

スライドバーもコンさんの方法をそのまま真似ています。
少し先行されているので大変参考になり、ありがたいです。
2本の0.8mm角棒で1mm角棒を挟んでロウ付けした構造です。
差し込み部は径0..9mm程度に削ってあります。




13.IMG_4462.jpg
シリンダー後蓋への取付孔加工。
この治具の使い方もコンさんの真似です。
単純な作業ですが、この取付孔がずれるとスライドバーとピストン棒が平行にならず、見苦しくなります。
今回も、図面からの寸法で作った治具ではわずかにずれており、0.2mm程間隔を小さくして平行になりました。
その程度の差異でも平行度には目で見えるほどの差になってしまいます。




14.IMG_4466.jpg
後蓋にスライドバーを付けました。
スライドバー取付足は少し長くしておいて、シリンダーにも同部位に孔を開けて差し込めるようにします。
この部分はハンダしろが少なく、何かの拍子に外れることもあるのでなるべく固定強度は強くしたいところです。




15.IMG_4463.jpg
シリンダーブロックを仮組みしてみました。
後蓋の嵌合いが思いがけずきつくなってしまい、押し込むと外れなくなりそうなので完全には押し込んでありません。
ディテール工作は後ほどになります。
まず基本部分をしっかり調製してからにしようと思っています。




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