8550の製作(12):テンダー下回り

エンジンはひとまず置いといて、テンダーの下回りを製作し、エンジンと連結して自走できるようにしてゆきます。

4.IMG_4538.jpg
テンダー台車はクラブの頒布品を使います。
最初は自作を覚悟していたのですが、タイミング良くロストの頒布品を作ってくれた方がいたため、非常に楽できました。
2軸台車は回転させず固定します。3軸の軸距が8620あたりの3軸台車よりも短いので全く問題ありません。
線路に追随させるため、台車枠を少し振れさせます。
文字で説明すると煩雑になりますが、写真のようにL字型の支持金具を台車枠につけ、その金具を床板に固定したコの字型の受けにネジでとめます。支持金具には径2.4mm洋白棒をつけ、それを回転軸として固定金具にはめ込みます。
この部分にテンダーの重量がかかり、また台車枠と回転支点の間に距離ができてしまったので強度を考えて太めの軸としました。
洋白棒の先端にはM1.4ネジを切ってあり、抜けないようネジとめします。
回転軸となる洋白棒の長さを固定金具の軸受厚みよりわずかに長くしておくと、段付きネジを使う必要がありません。
ただし、とめネジの頭は大きな物にしないとネジごと抜けてしまいます。
ネジを回すにはドライバーを斜めに入れて回しますが、少々コツがいります。
なお、車輪もクラブ頒布品の9.5mmです。ピヴォット軸のため、それを受ける軸受けを台車枠に入れてあります。
今回はパーツ箱にあったモアの製品を使いました。




3.IMG_4541.jpg
1軸台車は中央1点で支えて振れさせます。
全体として3点支持になります。
そのため、台車枠を1枚の板にまとめてとめてしまいます。




2.IMG_4543.jpg
台車枠を固定した板の上面には半円形の溝を設け、床板に開けた四角穴に渡した1.5mm洋白棒で受けてスイングするようにします。
半円の溝を掘るのは難しいので、厚板に内径1.5mmのパイプを通してハンダで固定し、パイプの半分より少し小さめまでフライスで削りました。継ぎ目が見えなくなって見栄えはいいですが、後の作業でハンダを使うときには外れてしまわないよう注意する必要があります。
床板の四角穴の周囲は0.5mm厚で補強しておきました。




1.IMG_4544.jpg
台車ユニットの固定は上から薄い板で押さえるだけです。
持ち上げたときに台車の重みがかかるだけなので、これで充分です。




5.IMG_4537.jpg
前後の台車を装着しました。




6.IMG_4536.jpg
絶縁側からの集電装置です。
集電ブラシはt0.1リンドウですが、一輪につき接点を2カ所もうけました。
この方が車輪の揺れでの接触不良が減らせそうな気がします。
実際の効果はどうなんでしょう。
配線用基板にハンダで固定しただけの単純な構造です。




7.IMG_4535.jpg
集電ブラシをそれぞれ1.4ネジで固定しました。
ここでお気づきの方もおられるかもしれませんが、絶縁側が進行方向左、すなわちエンジンと同側になっています。
この理由は、使用した車輪がピヴォット軸のため集電ブラシを付けた方が無難だと判断したためで、絶縁側車輪が床板と絶縁されるため、床板の極性はどちらでもいいことになります。
エンジンとテンダーの電位が同じにすれば、機炭間のショートを気にする必要がなくなること、ドローバーの絶縁が不要になること、といったメリットがあります。デメリットは集電ブラシが面倒なことです。
絶縁側はテンダーの3輪(タイヤ裏面からのブラシ集電)、非絶縁側はテンダーの3軸(ピヴォット軸受よりの集電)+ エンジン側より通常の動輪軸受を介する集電、となり、左右のバランスが悪いのが多少気になります。


このロコはDCC制御の予定なので、機炭間のジャンパ線が多くなってしまいがちですが、この方法ならモーターへの2本だけですみます。(前照灯は点灯させない予定)

テンダーでの集電が少し不安だったので、試運転してみました。
ドローバーはまだ仮の物を付けています。









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