8550の製作(21):集電、配線関連の確認

ディテール工作に行く前に、機炭間の連結・配線関連をまとめておきます。
いつもは生地完成か、塗装後に配線していましたが、その段階で問題が生じたら対応が面倒だから今のうちにやっておこうというわけです。
配線関連の問題は、たいていショートか、配線がうまく収まらないといったことなので、あちこち削る必要が出てきて、できあがった車体に加工するのは相当気の重い作業です。




まず、これまで後回しにしていた機炭間のドローバーです。
市販キットでは長めになっていることが多く、これは機炭間のショート対策としてやむを得ません。
しかし今作ではエンジンとテンダーの極性を揃える配線としたため、ショートは考えなくてもいいことになりました。
カーブ通過だけを考慮して長さを決めることができるので、一般よりもかなり短くしてみました。
1.IMG_4664.jpg
10mmの仮のドローバーで連結し、550Rに乗せてみました。
機炭間の接触もなく、これでいけそうです。




2.IMG_4665.jpg
サイドビュー。
機炭間が間延びしていないのはいい感じだと思います。




配線に移ります。
今回使用したモーターの端子には1mm弱の孔があいており、これを利用して1mmネジで給電端子をネジとめすることにしました。
給電側の端子は段差を付けた厚板と、0.2mmリンドウ板の組み合わせです。
3.IMG_4645.jpg




4.IMG_4667.jpg
モーター端子に接続するとこんな風になります。
コンパクトに収まり、線が変な方向にいかないのでバックプレートが付けやすくなります。




7.IMG_4670.jpg
テンダー裏面の配線の状態です。
エンジン側に給電するリード線はネジで固定してしまいました。

機炭間のドローバーは双方とも段付きの2mmネジで装着し、解放できなくしました。
配線を確実にするためです。
そもそも機炭間のドローバーが簡単に取り外せるようになっている理由がよくわかりません。
ロコを線路に乗せやすいとか、別々に持ち上げやすいとか、ぐらいしかメリットがないように思います。
最近出回っているプラ量産品の蒸機はドローバーが外れるようにはなっていません。
注意しながら両手でもちあげるようにすると、扱いには何ら不便を感じることはありません。
ただ、メンテナンスの時には分解せねばならないのが少々面倒です。




5.IMG_4668.jpg
集電板、各配線のターミナル、などは全部つながっていて、いくつかのネジでとめるようになっています。
どうもゴチャゴチャして美しくありません。
全て基板の上にまとめてしまえばいいと思うのですが、電痴の私としては間違わないように結線するのがせいいっぱいです。
リード線のハンダ付け部分が折れ切れるのを防ぐためと、ショート対策として、ハンダ付け部分はリード線の被覆まで含めて基板にエポキシを流して固定してあります。




6.IMG_4669.jpg
裏の基板にはピンソケットを4コマ分付けてあり、上面に頭を出しています。
ここにデコーダからの電源用2本と、モーター給電用2本を接続します。
スピーカーにはデコーダから直接結線する予定です。

配線関連がすべてネジで脱着できるので、早い段階から試運転ができるようになりました。
今回はまだデコーダーは使わず、DCから直結させてあります。
厳しい条件でテストしようと、490Rの直結Sカーブです。


重圧が一つ外れたような気分です。
特にドローバーが決まらないとテンダー下面の梁を付けることができず、困っていました。
やっとディテールに集中できる段階にきました。

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