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zoom RSS 旋盤事始め

<<   作成日時 : 2009/11/12 22:46   >>

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今回の記事は、旋盤を使いこなしている方にはアホらしくて読む気にもならないでしょうが、ちょっと我慢してお付き合い下さい。

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ついに買ってしまった!
以前からばくぜんと欲しいとは思っていましたが、思い切って買いました。
価格は20年ほどまえの雑誌広告とあまり変わっていません。むしろ安いぐらいです。
物価の上昇から考えるとお買い得になっていると思います。
今回は初心者向けにいくつか付属パーツも含んだ特別価格で思ったより安く買えました。


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なにしろ全く触ったことがないので、こんな本も買いました。


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材料(5mm真鍮棒)とバイトをセットしていよいよ削り始めます。
なんだかドキドキしてきます。
片刃バイトも付属していました。
バイト台は、所属クラブの特注品の回転型で、幸い分けてもらうことができました。
便利そうな部品です。


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まず、何も調整せずに端面処理してみました。
バイトをゆっくり送るとキーと軽い音を出して、みるみるうちに削れていきます。
これは感動的です!
中心に削り残し、いわゆるヘソが残りました。


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ヘソの直径を測ってみると0.4mmです。
ちなみに、今回デジタルノギスも買ってきました。


ちょっと考えて、0.4mmの削り残しを削るのは半分の補正でいいと思い、0.2mm厚のリンドウ板をはさんでバイトをかさ上げしてみました。


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もう一度削ると、あれ、ほとんど変わらずヘソが残ります。


もっと厚い板を、ということで、0.4mm真鍮板をはさんでみると、
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今度はきれいに削れました。
正確な補正はこれで良かったんでしょうか?
真鍮は柔らかいので締めると少し縮む?
答えはわかりません。
結果が良かったのでこれでよしとします。
精度が得られる工作機械なのに、このあたりでちょっと精度が怪しくなってきます。



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試しにこういう物を作ってみようと思います。
イコライザーを止めるピンです。
本当はネジを切りたいところですが、かなり難しそうなので段つきピンにしてみます。



削っている途中は余裕がなく写真は残っていません。
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一段目は2.96mm(3.0mmの予定)


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2段目は1.95mm(2.0mmの予定)
ちょっと削りすぎたでしょうか。
1/100mm単位の誤差は許容範囲ですよね。


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段の高さは、ノギスで計れなかったので、0.5mm厚のワッシャをはめて見てみます。


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0.6mmより少し大きそうですね。


1時間ほどかけて、やっとこれだけ削りました。
さて、切り離して、と思って、突切バイトがないことに気づきました。
そこで、糸ノコで切り離してドリルレースで仕上げるという、お粗末な結果になりました。


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それで、できあがったのがこれ。
イコライザーは0.5mm厚の洋白板で作る予定です。
それをはめて見て使い物になるかどうか試してみないといけません。

とりあえず形にはなったけど、精度の点では全く自信がありません。

初めて使った感想は、すばらしく簡単に削れる、ということです。
さすが旋盤、ドリルレースとは全く別次元のものです。
しかし、精度を出すにはそれなりの技術が必要だと実感しました。

一番難しいのは、精密な目盛りが付いているのに、その目盛りは仕上がり寸法でなく削り寸法を示すということ。
5mmから3mmを作るのに削り量を1mmにするというのはすぐわかるのですが、荒削りの後、0.36mmとか半端な数字が出たときに、そのゼロ点を合わせ直すのと残りの削り量を計算するのがとても難しい。
まあ、この0.1mm単位の仕上げが腕の見せ所と書いてあるサイトもあったので、初心者には難しいものだと理解して、何度も練習しようと思います。

突切バイトを注文して最後の仕上げまでちゃんとしようと思います。



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コメント(7件)

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次は旋盤ですか・・・!

そういえば、大昔TMSの広告でよくみました。 
(最近は買ったことが無いので掲載されてるのかわかりませんが)

素材から作られる鉄道模型人は、必須工具なんでしょうか。

たしかに、0.1ミリ以下の単位で削るのは、
職人技ですね。
どのように作られるのか、楽しみに拝見させて頂きます。

それにしても、模型づくりの幅が広いなあ〜!
高津鉄道クラブ
2009/11/13 19:10
旋盤を購入されたんんですねーー
凄い、意気込みを感じます!!

機械屋のダマタカは旋盤加工を良
く見て来ました。
実戦したのはマイ旋盤でですけど

刃は最低4本必要です。
切削、左右仕上げ−2、突っ切り、
出来ればセンタに穴を明けるセン
ターキリとチャックも用意したい

マイクロゲージより、メモリ付き
ノギスの方が使い易いと思うOK

刃は、鉄板のライナーを噛ませて
センターより、若干高めにセット
0,3~2mm位まで、色々用意する
刃を研ぐグラインダーも必要です

目盛り合わせは、刃が材料に触れて
から、mm 単位で。
測らなくても、感覚で出来上がる。
機械の癖の感覚を早く掴む事ですね
ドリルリースの方が気が楽ですね?
ダマタカ
2009/11/13 19:11
高津鉄道クラブ様、ダマタカ様
コメントありがとうございます。

さすが、機械屋のダマタカ様のコメントはツボをえていますね〜。
理屈ではわかるんですが、その職人芸的な感覚がはたして身に付くかどうか?

旋盤は、手で削るよりも簡単で正確に削れるという理由だけで導入しました。
機械職人のような0.何ミリの精度が得られるとは望んでいません。
円形の簡単なパーツが自分で削れれば、工作の幅が広がると思っています。
まあ、ドリルレースの延長ですね。

実際に削ってみて、精度を得るにはかなり熟練がいると実感しています。

>機械の癖の感覚を早く掴む

やっぱり感覚の世界なんですね。
何も考えずにセットしたらヒョイヒョイ削れるような代物ではありませんでした。
これから修行です。
初瀬春日@管理者
2009/11/13 19:25
旋盤はやはり慣れですから、ドンドン丸棒削って遊んでみられるのがよいと思います。
丸棒素材はネットオークションとか見てると端材が安く出てますよ。
突っ切りバイトは、サカイの純正よりもジャパンホビーツールのチップ交換式がよいです。
http://www.japan-hobby-tool.com/cart/syouhin.php?cat=00000089
本当はバイトも自分で削り出すのがいいのでしょうが大変なので、既製品やチップ交換式のバイト使っています。おかげで最近はグラインダーの出番がほとんどありません。既製品のバイトも切れ味悪くなったら、ダイヤモンドラッパーで三こすり半ほどしてやれば、そこそこ切れるようになります。
ゆうえん・こうじ
2009/11/14 01:27
ゆうえん・こうじ様
コメントありがとうございます。

旋盤はゆうえん様おすすめのジャパンホビーツールで買いました。
オーダーして2〜3日後に来て、早くて驚きました。

ゆうえん様はチップ交換式を使っておられるんですか。
参考書を見るとバイトはグラインダーで削りなさいと書いてあるので、やはりそこまでやらねばならないのか、と覚悟していましたが、随分気が楽になりました。

突っ切りバイトはもう既製品をオーダーしちゃったので、切れ味が悪くなった頃に次の手を考えたいと思います。
実はまだグラインダーも持って無くて、買おうかどうか迷っているところです。
バイトを削らなくても利用価値はありそうですが、作業する場所が無くて・・・

またいろいろと教えてください。
初瀬春日@管理者
2009/11/14 08:29
実は私はまだバイトをムクバイトから自作したことはありません。既製品の完成バイトを削り直したりする程度ですし、最近はもっぱらチップ交換式です。というわけでグラインダーもほとんど使っていません。ちょっとバイトの先削り直す程度なら、バイトとバイスで固定してモーターツールの砥石で削っても結構できてしまいます。
こういうのは旋盤使いとしては邪道なのでしょうが、旋盤使うのは模型作るための手段と割り切っています。
ゆうえん・こうじ
2009/11/14 14:12
ゆうえん様 こんばんは

自由な発想で「うまく出来れば何でもOK」という工作哲学(!)には大いに共感します。
たかが趣味なんですから、怪我しないようにだけ気を付けてやってればいいんですよね。
あくまでも結果が良いというのが前提だとは思いますが。

古典祭でも同様のご意見をお聞きして、旋盤を導入するのに躊躇していた心のハードルが取れたのでした。
初瀬春日@管理者
2009/11/14 18:57

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