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zoom RSS 30馬力コッペルキットの製作(13):ドーム完成

<<   作成日時 : 2011/11/03 20:14   >>

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ポンチでの打ち出しではどうもうまく形ができないので、違う方法で裾のフレアを成型してみました。

画像

ボイラーと同型の丸棒にネジ止めしたままで、バイスにはさんでじわりと締めると、きれいな形になってくれました。
頭部が平らなので好都合でした。普通のドーム状の形態なら木型などではさむ工夫が必要です。
これは

コン様

が紹介されていた方法です。




画像

きれいな形にできたと思います。
しかし、コッペルのドームとは全然雰囲気が違います。
このように裾が広めに広がった形は英国型の古典機などによく見られますが、簡素なコッペルでは単純な円筒に裾をくっつけたような形になっています。

そこで、違う工法で作ってみました。

OZU様

が紹介されていた方法です。

画像

まず仕上がり径に切削してから、底部をボイラーと同型のエンドミルで円弧状に削りました。
この削り方では左右どちらかが必ずダウンカットになるので、送りはごく微量にしてワークに刃が触れるか触れないかぐらいで削らないと食い込んでしまいます。

径が小さいとエンドミルを使えますが、大径の場合はフライカッターを使うか、ヤスリやルーターで削ってからすり合わせするかなど、別の工夫が必要になってきます。




画像

底部にフレアになる0.3mm板をボイラー径に曲げてハンダで固定します。
厳密にはドーム底部の切り欠きはボイラー系 + 板厚の径になるので、それに合わせた丸棒で擦り合わせしてみましたが、ほとんど見た目では変化はわかりませんでした。




画像

裾のフレアは大まかな形に切ってから、旋盤加工で仕上げました。
この仕上げでは上から見て底部が円形になります。
ところが、最初にフレア部を仕上げてからプレスする方法では円形にならずに前後方向が長くなってしまいます。
一体実機はどうなっているのでしょう。
案外実機でも現場で板金仕上げしたりして千差万別だったりするのかも知れません。




画像

仕上げはヤスリとペーパーの擦り合わせでひたすら研磨しました。
この出来上がりが私のイメージに合うので、これを採用したいと思います。

調べてみるとドームの製作法は各種各様で、皆さんそれぞれの苦労と工夫の歴史です。
しかも実機のドーム形状や大きさによって工法も違ってくることもあり、単純だけど奧の深いパーツだと再認識しました。








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コメント(5件)

内 容 ニックネーム/日時
きれいに出来ましたね。
蒸機の自作、ほんと奥が深いです。
フライカッターは、簡単に出来て使い道が多いので、大小いくつか作っておくといいですよ。
ozu
2011/11/03 22:28
私は以前から2番目とほぼ同じ方法ですね。
フライスがないので底部は中ぐりをして肉厚をしてから、丸棒に耐水ペーパーを巻きつけた上で往復して円弧に削っています。快削材を使えば思ったより楽です。
また、ハンダの代りに色目が目立たず、傷つき難い銀ロウで肉盛りしています。最後はフレアの裾は旋盤で仕上げています。画像のドームとともに煙突の裾も同じ方法で整形しています。
http://public.fotki.com/railtruck/on2/fowler-indirect-drive.html
railtruck
2011/11/03 22:39
ozu様、railtruck様、コメントありがとうございます。

少しのことで仕上がりの印象が随分変わってしまい、ドームは難しいです。
まだまだいろんな技法があるのでしょう。

railtruck様の作例は、非常に美しいと思います。
私は手作業に自信が無く、機械加工は手作業の不確実さを補うためにやっているようなものです。
初瀬春日@管理者
2011/11/04 08:47
実機は、職人さんのハンドメイドの叩き出しらしいです。コッペルのようなドームの形ではあまり個体差はないですが、大きなカーブのドームだと結構一両ごとに個体差があるようです。両数の多い9200とかB6とか写真よく見ると同一メーカーでも結構印象が違います。
ゆうえん・こうじ
2011/11/04 09:08
やっぱり実物は職人の仕上げだったんですか!
昔のものは手作りの風合いがあるのもうなづけます。

ドームなど所詮カバーなので、痛んだら交換もあっただろうし、全部全く同じというのはあり得ないことですね。
初瀬春日@管理者
2011/11/04 14:38

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