がたごと列車ブログ・線路端の雑記帳

アクセスカウンタ

zoom RSS 30馬力コッペルキットの製作(24):下回りの組上げと試走

<<   作成日時 : 2011/12/13 23:22   >>

トラックバック 0 / コメント 2

モーターを組み込んで配線してしまったら、配線のハンダを外さないともうバラせないので、下回りは先に塗装を仕上げて、完全に組んでしまいました。

画像

このキットの最大のウイークポイントは台車からの結線だと思います。
写真矢印のわずかな集電板の突起にリード線を付けるだけなので、ちょっとした刺激で取れてしまいます。
前回の試走でもわずか2〜3回の付け外しで両極とも取れてしまいました。
それでは困るので、エポキシでリード線と端子をくるむように固めてしまいました。
またこれは、端子部分がボイラーと接触してショートするのを防ぐためでもあります。

試走は動画を撮ってみました。



上回りをかぶせてショートや可動部分の干渉がないかも同時に調べます。
レールはトミックスのスーパーミニカーブ、R103mmです。
うまくスローが効いてくれたので一安心です。
欲を言えばもうちょっと遅い、止まりそうな速度で走ってくれるといいのですが、それはかないませんでした。

この下回りは市販のNゲージ台車を利用し、誰がやっても快適な走行を得られるようになっています。
しかし、この動画を撮るまでにまさかのギクシャク運動の調整に悩まされていました。
台枠がプラのため、無理な力を加えるとわずかにゆがんでしまい、一度成功した試走が2度目にはダメということもあります。
たった一例のノウハウですが、走行に影響するエラーの箇所を上げておきますので、同じキットを組まれる方の参考になれば幸いです。

1.位相狂い、と言うより、正確には前後動輪の位相狂い。
台枠と押さえが軟質のプラなので、強い力を動輪に加えると少し緩んで、内部でギヤのかみ合わせが一コマぐらいずれてしまうことがあります。
ロッドを付けなければ気がつきませんが、ロッドを付けたとたんに引っかかるようになります。
ロッドのピン孔がかなり大きな長孔なので、ピンセットで触ってみても引っかかるようにはとても思えません。
しかしギヤのかみ合わせがずれているとダメなんです。
対策は台車をバラして組み替えるしかありません。
一度バラすと再度の組立には非常に苦労しますが、これまでに3度ほどもやってしまいました。

2.第1動輪ロッドピンのゆるみ、クロスヘッドとの干渉
これはよくある話ですが、緩んだときに締め直すのにドライバーの先が入らなくて大変です。

3.ロッド同士の干渉
メインロッドとサイドロッドにはかなり強い角度が付いており、そのまま付けると食い違った角度分だけ干渉してしまいます。
メインロッドビッグエンドのピン孔部分をかなりオーバーなぐらい曲げて、第2動輪のロッドピンの上ではサイドロッドと平行になっていなければいけません。

4.ロッキングレバーはある程度ガタがあるようにして、動きが負担にならないようにするのは常道なので安心していると、軸がほんのわずか傾いただけで回転部分に引っかかる場合があります。全体的にサイズが小さくて余裕が少ないためだと思います。
ピンセットの先でわずかに曲げ直してやるとウソのように軽やかに回り出します。

5.最後に、どうしてもわからなかった部分があります。この箇所を発見したときにはまさに目からウロコでした。
それは集電板の裏に付けた細いベリリウム線です。
この細い線は集電に多大な役割を持っているのでした。
試走の時、直線では問題無いのにカーブの特定の場所で止まるのです。
レールに問題があるとばかり考えていました。
実際には、ベリリウム線のテンションが弱かったため、レールと動輪の条件で通電の接触が離れてしまう場所があったようなのです。
ベリリウム線を少し外に曲げて動輪裏に押しつけるようにすると、集電不良が解消しました。
集電板の上端をエポキシで固めてしまったために自由度が無くなり、接触性が悪くなったのかもしれません。

Nサイズでは集電が非常にシビアになります。
市販品は本当によく考えられていますが、少しでも手を加えると細かい調整が必要になるようです。





にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんは
動画拝見しました。低速でスムーズに走行していますね。それにしてもボイラーをすべて真鍮で自作してしまう技術には恐れ入りました。
杜の都車輌工場
2011/12/18 19:19
杜の都車輌工場さま

ご無沙汰しています。
今回は幸いうまくまとめることができました。
走行性能は、もう少し速度が遅いと最高なんですが、少し走行抵抗が大きいようです。
初瀬春日@管理者
2011/12/19 08:24

コメントする help

ニックネーム
本 文
30馬力コッペルキットの製作(24):下回りの組上げと試走 がたごと列車ブログ・線路端の雑記帳/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる