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zoom RSS 炭素棒ハンダ付け

<<   作成日時 : 2012/02/14 01:11   >>

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炭素棒ハンダ付け装置というものを組んでみました。

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日本ではなじみのない技法ですが、アメリカでは割とポピュラーらしい。

Dさん

がブログで紹介され設計されたものですが、Dさんのご厚意で必要な部品を集めてセットしたキットとして頒布されたものを譲っていただきました。

原理は詳しくはわからないのですが、炭素棒に大きな電流を流すと発熱し、それを利用してハンダ付けするというものです。
通常のコテに比べると温度が高いため、急速に局所的に加熱することが可能で、それをうまく扱うとハンダ付けの幅が広がるというものです。
装置はその大きな電流を発生させるもので、かなり大きなトランスがその中心になります。
扱いを間違うと危険を伴う場合もあり、温度ヒューズなど、安全性も考慮されていますが、使用するときにも長時間電流を流さないなどの注意をする必要があります。




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まずシャーシに孔を開けました。




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この孔開けには、ステップドリルという物を使いました。
いつもならリーマーでゴリゴリと手の皮が剥けるほど削るのですが、これがあればあっという間に大きな孔が開けられます。
これもDさんにお借りした物で、Dさんには大変世話になりました。
ステップドリルのことは全く知らなかったのですが、後から調べたらツールショップで普通に売ってました。
いつも借りるわけには行かないので、今度このような孔開けが必要になったときには自分で買おうと思います。




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機器を配置し、配線しました。
単純ですが間違わないよう、何度か確認しました。




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カバーをかぶせるとあっけないほど単純な装置です。




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早速試してみました。
小さなパーツを角材に付けて、フライス加工しようという想定です。
いつもは大きなコテで時間をかけないとなかなか加熱できない部材です。
確かに局所が効率的に加熱され、全体が熱くなる前にハンダが流れてくれます。
従来のハンダ付けとは全く異なる感覚で少し慣れが必要だと感じましたが、普通のコテとうまく使い分けが出来ると大変有用な装置だと思います。





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コメント(7件)

内 容 ニックネーム/日時
こんにちは。
これは・・・溶接のようなものと考えれば良いのでしょうか?
とと
2012/02/19 02:13
とと様こんにちは

いや、全く普通のハンダ付けです。
実は私も原理がよくわかっていないのですが、炭素棒という鉛筆の芯の太いものみたいなものに大電流を流すと、非常な高温になります。
その熱でハンダ付けするわけですが、温度が高いため、短時間で集中的に加熱できるという利点があります。

大電流を流すため、長時間流しっぱなしにすると過熱して危険性があるためか、日本では製品はありません。

今回の物もトランスの想定外使用とのことで、PL法の対象外になる旨の確認がありました。
初瀬春日@管理者
2012/02/19 08:23
炭素棒ハンダづけ、というのもステップドリルというのも初めて見ました。業界が異なるといろんなモノが違うことを実感します。
ハンダづけ、というのは工業的には「ろうづけ」といいます。ハンダに限らず、いろんな種類の「ろう」があります。いずれにしても、ハンダ(ろう)という母材とは異なる金属で接合します。一方、「溶接」という手法は母材を溶かして接合する方法です。解説を見る限り、ハンダが接合に必要なようなので、「ハンダづけ(ろうづけ)」ですね。
西野伊吹
2012/02/20 12:47
ショートするとすぐ飛ぶので、予備のヒューズを用意しておいた方がいいですよ。
半田ごて、バーナー、炭素棒、それぞれ特徴を生かして使い分けると良いと思います。
私はまだ使いこなすところまで行きません。
これから色々試してみようと思います。
ozu
2012/02/20 16:28
西野伊吹様
この記事に書いた工具類は全部Dさんの受け売りです。
一般的な工具はもちろん、特殊な職人が使うようなものや、米国では普通のものも紹介され、応用できる物は使えるよう教えていただいています。

OZU様
おっしゃる通りで、炭素棒だけで全てのハンダ付けができるとは思っていません。
適材適所といいますが、選択の幅が広がったのは嬉しいことだと思っています。
OZU様のブログを真似して熱収縮チューブでカバーしようと考えています。
初瀬春日@管理者
2012/02/20 19:08
完成しましたね。
厚板のハンダ付けが簡単です。これを使えば、設計方針も変化します。徐々に厚板を使用して削り出しの方向に向かいます。
dda40x
2012/02/22 18:01
dda40x様

dda40x様のブログ記事のおかげで、迷うことなく一発で成功しました。
確かに厚板への威力はかなり期待できそうです。

ステップドリルも快適ですね。
リーマーで広げる時はいつも、手の皮がむけないよう、分厚い革手袋をしていました。
初瀬春日@管理者
2012/02/22 18:29

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