古典蒸機1850の製作(12):煙室のディテール

煙室をボイラーに組み付けてしまうと全くコテが入らなくなり、ディテール工作ができなくなるので、先にディテールを付けてしまいました。

今回、一番やりたかったのはコンプレッサーの台座です。
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これは貨物鉄道博物館に保存のシャープ・スチュアートのものですが、かなりがっしりした台座でボイラーに組み付けられています。
他の機種でも、写真を見ていると入り組んだパイピングの裏に台座がチラチラと見えています。
キットではこの部分は簡単な金具で代用されているのが普通で、台座が全く表現されていません。
パイピングの後はあまり見えなくなる部分ですが、貧素な金具は以前から気になっていました。
そこで、今回は台座を自作してみました。




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まず、厚い真鍮板にフライスで溝を掘りました。




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それを小さく削って補強リブの付いた土台とし、その上にある取付板と言うべきものを0.3mm板から作りました。
これらは資料写真でもほとんど見えない部分で、実際の形がよくわかりません。
唯一、空制化の準備段階と思われる、台座のみ取付けられた500型の写真がありました。
他の写真もよく見てみると、この形と大差ないものが付いているようです。




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まず土台を付けました。
土台に打ったボルト表現は0.4mm線で、実際に裏まで貫通して取付に一役かっています。




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土台の上に取付板を付けました。
この4隅にあるボルトも実際の取付に役立っています。
また、ハンドレールノブは裏に隠れてしまうため、最初に付けておきました。
実機でもコンプレッサーは少し浮かせて取り付けられているため、裏にハンドレールが通っている例があります。
この1850では資料写真では明らかにコンプレッサーはハンドレールを乗り越えるように付けられています。





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今回作った台座はちょっと弱くて、ロストの重いコンプレッサーは支えられません。
そのため、2本の足を植えて煙室に直接差し込んで固定することにしました。




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コンプレッサーと、その他のディテールパーツをひととおり付けました。

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このように上から覗くと、台座の存在感がよくわかります。
キットのままだとここはスカスカになってしまいます。




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この記事へのコメント

ozu
2010年10月25日 11:04
きれいに出来ましたね。
素晴らしいです。
キットも手を加えることで見違えるようになりますね。
大変参考になります。
初瀬春日
2010年10月25日 14:33
OZUさま こんにちは

裏にはゴマカシがたくさんあるので恥ずかしいです。
雰囲気がでればいいや、という感じでやっています。
ダマタカ
2010年10月26日 18:27
確かに、キツト品は軟弱だと思う
でも、ここまで作り込む人は!!
折りが有れば、真似してみたい?

初瀬春日の由来を長いお付き合い
なのに、始めて見て驚きました。

余剰品今日の夕方戻って来ました。

今、信号機を作っています。
仲間からも、欲しいと言われ余分に
製作しています。
ご縁です、もし必要ならお声掛け下
さい、1組形だけの物差し上げます。

見返り品は、カラーペーパー&屋根瓦
の見本品、こちらは屋根瓦が無いん
ですが、非常に興味を惹かれました。
間仕切りのプリント等全部切れ端で、
いいんです。
一杯飲んでます、失礼の談お赦しを。
初瀬春日@管理者
2010年10月27日 01:19
ダマタカさま、いろいろとありがとうございます。
信号機欲しいです。
交換の品はリクエストのものをお送りします。
ただ、今、部屋がとっちらかっていて、散乱しているので、探し出すのに数日ください。

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