8100キットの製作(22):ドーム
キットパーツのドーム形状があまりかっこよくないので新製します。
その前に、原型キットから空制機に改造するため、実機にならって煙室を延長します。
t0.3にリベットを打ってから丸めました。
リベットをきれいに出すためt0.3を使いました。ちょっと弱いかなとも思いましたが、主体部分ではないし長さも短いのでなんとか大丈夫そうです。
ドームはまず裾部の外形に仕上げることから始めます。
底部には径4.0の孔とM2.0のネジを切ります。
こんな形状に仕上げます。
4mm孔はドリルで開けた後エンドミルで底を平らにしておきました。
裾部はボイラー直径に合わせてフライカッッターで削ります。
切断して素材ができました。
ここからはヤトイ仕事になります。
ヤトイは4mmに仕上げた円柱部の先端に2mmネジをねじ込んでロックタイトでとめました。
円柱部は現物合わせでドーム底部の孔にピッタリの径に仕上げておきます。
ヤトイにボイラーの素材をねじ込んでフレがないことを確認したら、まず大まかな形に削ります。
次に手バイトで頭頂部のカーブを作り、段差部は滑らかな局面になるよう削ります。
凹部は丸ヤスリを用いたドリルレースも併用します。
最後に胴側面を少し窪ませたら完成です。
サンドドームの蓋は手バイトと通常の旋盤加工で作りました。
ツマミはエコーのハンドレールノブの頭部に0.4mm線をハンダ付けしてドリルレースで形状を整えたものです。
キットパーツと並べてみました。
加工のポイントは、全体にやや背を低くし、頭部のカーブをなるべく実機に即したものにしたこと、スチームドーム頭頂部の開口部のフチ取りをこじんまりさせて目立ちすぎないようにしたこと、サンドドーム蓋の形状を整えたこと、です。
特にどちらのドームも頭頂部のディテールがオーバーすぎて玩具っぽく見える点を改良したかったのです。
だんだん形が出来てきました。

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その前に、原型キットから空制機に改造するため、実機にならって煙室を延長します。
t0.3にリベットを打ってから丸めました。
リベットをきれいに出すためt0.3を使いました。ちょっと弱いかなとも思いましたが、主体部分ではないし長さも短いのでなんとか大丈夫そうです。
ドームはまず裾部の外形に仕上げることから始めます。
底部には径4.0の孔とM2.0のネジを切ります。
こんな形状に仕上げます。
4mm孔はドリルで開けた後エンドミルで底を平らにしておきました。
裾部はボイラー直径に合わせてフライカッッターで削ります。
切断して素材ができました。
ここからはヤトイ仕事になります。
ヤトイは4mmに仕上げた円柱部の先端に2mmネジをねじ込んでロックタイトでとめました。
円柱部は現物合わせでドーム底部の孔にピッタリの径に仕上げておきます。
ヤトイにボイラーの素材をねじ込んでフレがないことを確認したら、まず大まかな形に削ります。
次に手バイトで頭頂部のカーブを作り、段差部は滑らかな局面になるよう削ります。
凹部は丸ヤスリを用いたドリルレースも併用します。
最後に胴側面を少し窪ませたら完成です。
サンドドームの蓋は手バイトと通常の旋盤加工で作りました。
ツマミはエコーのハンドレールノブの頭部に0.4mm線をハンダ付けしてドリルレースで形状を整えたものです。
キットパーツと並べてみました。
加工のポイントは、全体にやや背を低くし、頭部のカーブをなるべく実機に即したものにしたこと、スチームドーム頭頂部の開口部のフチ取りをこじんまりさせて目立ちすぎないようにしたこと、サンドドーム蓋の形状を整えたこと、です。
特にどちらのドームも頭頂部のディテールがオーバーすぎて玩具っぽく見える点を改良したかったのです。
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この記事へのコメント
ぴったり重なる円筒を作るのがちょっと難しそうですが。
これに使えるかどうかわかりませんが、水道補修用で真鍮削り出しのネジを切ったパイプ状のものをホームセンターで見つけました。
径によっては使えるものがあるかもしれません
あまり厚くすると今度は、火室とボイラーの段差がなくなっています。 ボイラーがエッチング加工で帯板表現してあるt0.5ぐらいものなら、外板はt0.2ぐらいの真鍮板か洋白が適当だと思います。