8550の製作(16):ドーム
難しかったドームです。

まず裾部の切削からです。
ラッパ状に手バイトで少しずつ仕上げてゆきます。
裾部は薄くしないとボイラーとのフィッティングが難しくなるのですが、薄くしすぎると割れたり変形したりするため、頃合いを決めるのが難関です。自分が思っているよりも薄く仕上げるぐらいがいいようです。
この作業の前に、底部から孔を開けてM3のネジ孔、ヤトイに固定するための5mmの孔を開けておきました。

ヤトイです。
先人達の工法を見ているとM2を使うことが多いようですが、自分がやるとちょっとした引っかかりでネジが切れてしまう事案が何度か続き、M3を使うことにしました。

頭部に取りかかる前に裾部をボイラーと合わせておきます。
まずはボイラー同径の円柱に固定してバイスで強く押さえ込むプレスフィッティング、その後でヤットコで曲げたり少し叩いたりしてなじませました。
加工しやすいように裾部は赤変するまでバーナーで加熱してナマしてみましたが、どの程度効果があったのでしょうか。
プレスフィッティングを頭部の加工後にやると、せっかく成型した頭部に傷が付いてしまうのでここでの順序は大切です。

大まかに削り、ボイラーとのなじみを見てみます。
何とかなりそうです。
この後、ヤスリ、ルーター、サンドペーパー、シリコンホイール、など、使える物は何でも使ってドーム本体から裾部へ滑らかに移行するように少しずつ削ってゆきます。
この作業が相当難しく、100%満足とは言いにくい仕上がりとなってしまいました。

何とか仕上げて、ボイラーに取り付けました。
ボイラーとのフィッティングがもう少し調製がいるようですが、一応の仕上がりとします。
順序が逆になりますが、ヤトイ取付用のネジ孔はM3のため、そのままボイラーへの固定に使うことができません。

写真のようなプラグを作って埋め込みました。
中央にM2のネジ孔を開けた、円筒部とM3ネジを組み合わせた形です。
円筒部に切り欠きがあるのは、埋め込むときにネジを回せなくなるからです。
良い位置までネジ込んだらバーナーであぶってハンダで固定しました。
このドーム製作は大変難しく、たくさんの失敗作ができてしまいました。
失敗の主な要因は裾の成型がまずかったものと、前述したM2ネジが切れてしまったものがほとんどです。
つまり、ドーム本体の切削に至る前にダメになってしまったわけで、戦わずして負けたような敗北感いっぱいの作業でした。
その代わりというか、本体の切削は全く問題なく成功し、こちらは幸いでした。

まず裾部の切削からです。
ラッパ状に手バイトで少しずつ仕上げてゆきます。
裾部は薄くしないとボイラーとのフィッティングが難しくなるのですが、薄くしすぎると割れたり変形したりするため、頃合いを決めるのが難関です。自分が思っているよりも薄く仕上げるぐらいがいいようです。
この作業の前に、底部から孔を開けてM3のネジ孔、ヤトイに固定するための5mmの孔を開けておきました。

ヤトイです。
先人達の工法を見ているとM2を使うことが多いようですが、自分がやるとちょっとした引っかかりでネジが切れてしまう事案が何度か続き、M3を使うことにしました。

頭部に取りかかる前に裾部をボイラーと合わせておきます。
まずはボイラー同径の円柱に固定してバイスで強く押さえ込むプレスフィッティング、その後でヤットコで曲げたり少し叩いたりしてなじませました。
加工しやすいように裾部は赤変するまでバーナーで加熱してナマしてみましたが、どの程度効果があったのでしょうか。
プレスフィッティングを頭部の加工後にやると、せっかく成型した頭部に傷が付いてしまうのでここでの順序は大切です。

大まかに削り、ボイラーとのなじみを見てみます。
何とかなりそうです。
この後、ヤスリ、ルーター、サンドペーパー、シリコンホイール、など、使える物は何でも使ってドーム本体から裾部へ滑らかに移行するように少しずつ削ってゆきます。
この作業が相当難しく、100%満足とは言いにくい仕上がりとなってしまいました。

何とか仕上げて、ボイラーに取り付けました。
ボイラーとのフィッティングがもう少し調製がいるようですが、一応の仕上がりとします。
順序が逆になりますが、ヤトイ取付用のネジ孔はM3のため、そのままボイラーへの固定に使うことができません。

写真のようなプラグを作って埋め込みました。
中央にM2のネジ孔を開けた、円筒部とM3ネジを組み合わせた形です。
円筒部に切り欠きがあるのは、埋め込むときにネジを回せなくなるからです。
良い位置までネジ込んだらバーナーであぶってハンダで固定しました。
このドーム製作は大変難しく、たくさんの失敗作ができてしまいました。
失敗の主な要因は裾の成型がまずかったものと、前述したM2ネジが切れてしまったものがほとんどです。
つまり、ドーム本体の切削に至る前にダメになってしまったわけで、戦わずして負けたような敗北感いっぱいの作業でした。
その代わりというか、本体の切削は全く問題なく成功し、こちらは幸いでした。
この記事へのコメント
鉄棒の方が安いし使い捨てのヤトイに使うには
勿体なく感じないのもいいですね。