8550の製作(24):キャブ屋根

エンジンの各部を仕上げてゆきます。
まずはこれまで放置してあったキャブの屋根です。
原型では雨樋のような少し変わった造作がありますが、空製機では多くが単純な形状に改造されています。
フチドリや雨樋はあったり無かったり、機体ごとの差が大きいです。
特定番号機ではないのであまり凝らずにやりやすい方法で。

1.IMG_4689.jpg
屋根の前にキャブをネジで固定できるよう、底部に1mm板を付けました。
0.3mmの貼り合わせで少々弱々しかったキャブがかなりしっかりしました。




2.IMG_4684.jpg
屋根には0.3mmを使いました。
最初に大きなRを曲げ、次いで肩部を4mm丸棒と一緒にバイスにくわえて曲げました。
この曲げ位置を決めるのがかなりやっかいで、テストピースで確認してからやりましたが、ちょっとしたバイスへのくわえかたの違いでズレてしまうので、2枚ほど材料を無駄にしてしまいました。
この段階でキャブ妻板のカーブに可能な限り合わせておきます。




3.IMG_4685.jpg
屋根のRを固定するために梁を入れます。
前部は汽笛引き棒を逃げるために溝を掘りましたが、そのために強度を保つ目的で1mm洋白という厚板を使っています。
逆に後部は前部と同じように厚板で作ってしまうとガチガチで調製できなくなるので、少々の曲げを許容する0.5mmを用いました。




4.IMG_4686.jpg
前後の梁を縦桟でつなぎます。
これはキャブにはめ込んだ状態で、現物合わせできつめにはまり込むような長さに桟を調製し、仮とめしてからキャブから外し、固定し直します。




5IMG_4688.jpg
キャブの裏に梁と桟を付けました。
この写真は後から撮ったので天窓を付けてありますが、実際には梁と桟が付いて頑丈になった時点で両サイドを削って長さを調整し、その後に天窓取付の四角穴を開けました。




6.IMG_4690.jpg
前後の梁によって屋根はキャブに固くはまり込んで固定され、逆さに向けた程度では外れません。
機体を持ち上げようとうっかり屋根を持ってしまうと外れてしまうので、この点は要注意です。
天窓は段差に削った厚板をはめ込んだだけです。




7IMG_4692.jpg
後方からの視点。
床の段差の形状は実機と同じようになっています。

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