8550の製作(35):機炭間渡り板など・生地完成間近

落ち穂拾いのように残った部分をやってゆきます。

機炭間の渡り板はあると無いとでは大違い。ぐっと実感味が増します。
2.IMG_4802.jpg
キャブ床に不自然な切り欠きがあります。
当初の予定ではここにドローバーの止めネジと配線金具がくるはずでした。
ところがドローバーの装着方法と配線が変更になり、この切り欠きは無用になったまま放置されたという理由です。
ここを利用すれば上手く渡り板が付けられそうです。




3.IMG_4803.jpg
渡り板取付ベースはt1.5、渡り板はt0.3で、それぞれ端部に1.0x0.5のパイプをロウ付けで付けておきます。
こんな小片を正確につけるのは困難で、材料はある程度の大きさのまま付け、後から削ってサイズを合わせます。
このパイプに0.5mm線を通して組み付ける構造です。
写真の矢印は、フライスで厚み0.5まで削って張り出しとして残した部分で、ここに渡り板が乗る形になって下方へ垂れ下がるのを防止します。




4.IMG_4804.jpg
パーツを組みました。
渡り板の上面にはエコーの網目板を張りました。本当はこんな2枚重ねにはしたくなかったんですが、エコーの網目板は薄すぎるため、支えに0.3mを使いました。
ケガの功名というか、この網目板を少し取付ベース側に張りだした長さにすることによって、その部位がストッパーとなり、渡り板が上へ跳ね上がるのを防止できます。
ここがフリーだと運転中に跳ね上がってしまうことがあるようです。




5.IMG_4805.jpg
ロコ本体には1.4mmネジで組み付けます。
写真のように、約30度ぐらい上方へ上がります。嵌め合いがきつかったのでこんな位置でも止まっています。
下方へはストッパーのためにほぼ水平にしかなりません。
このぐらい可動幅があるとテンダーを連結するときにも困りません。
下方へはフリーにするとテンダーとこすれてしまって、あまりよろしくないようです。
この作品では通常と違い、エンジンとテンダーの電気的極性は同じになるので、ショートの心配はないのですが、それでもずっとこすりながら可動する部分があるのは気分の良いものではありません。
少し浮かせるように調製する予定です。




6.IMG_4806.jpg
キャブを連結してみました。
なかなか良い感じ。
この渡り板も、キャブ下方からテンダーへ伸びる配管も、R490上でテンダーステップなどに干渉しないことは確認しました。




8.IMG_4811.jpg
忘れていたテンダー後部の拝障器を付けました。




1.IMG_4792.jpg
ナンバープレートのやり直しです。

鉄道省半田鉄道局

さんのブログにあった方法を真似てみました。
F式エッチングのレジスト用のコピーをステッカー等の保護台紙にコピーして作るというものです。
字も書けない、接着剤も付かない保護用紙にコピーができるなんて、想像すらしていませんでした。
やってみると、なんとくっきりとコピーできるではありませんか。
保護台紙も種類によって善し悪しがあるようですが、私は仕事で毎月のように発生するA4のものがとってあったのでそれを使いました。
結果は上々で、と言いたいのですが、細い部分が切れているのが多く、歩留まりは非常に悪いです。
でも道筋が見えたので、次回からは台紙を何種類か用意してトライしてみたいと思います。
とりあえず今回は不出来ではありますが、何とか使えるものを取り出して使用します。




7.IMG_4810.jpg
前面の丸いナンバーは、径5mmの丸棒にナンバーをハンダで固定し、旋盤で周囲の仕上げと支柱(径1.0)を切削しました。
どうということない作業ですが、ナンバーの円形と回転中心を合わせるのが大変で、今回は四爪チャックを使って少しずつ削っては微調整を繰り返して何とか支障ない程度まで心合わせをしました。
前照灯というか、オデコに付いている標識灯は珊瑚のパーツを使いました。




これでほぼ生地完成となります。
まだ忘れ物がないかチェックしてみて、仮組したら本当に生地完成となります。
長い道のりでした。

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